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天狐あやかし秘譚
第110章 機略縦横(きりゃくじゅうおう)
ちーっとズボンのチャックが降ろされる。慣れた手つきでベルトを外され、あっという間に隆々と勃起したペニスを引っ張り出される。
固く張り出した亀頭からはヌルヌルとした先走りが次々と溢れ出し、それが部屋の照明を照り返して淫靡な光沢を放っている。

その先っぽに彼女がちろりと舌先を這わせる。

「ふふ・・・濡れている・・・
 いっぱい愛して欲しいな
 この太いあなたのモノで、犯して欲しい。」

ちゅぷ・・・亀頭を口に含み、舌をぬるりと絡ませてくる。
時折、尿道から精液を吸い出すかのように口をすぼめてくる。

竿をゆっくりと優しく手でしごきながら、じゅぶじゅぶとわざといやらしい水音を立てて吸い上げてくるのだ。

このテクニックも、最初は要領を得ていなかった。
そもそも男遊びなんかしたことがない、と言っていた。

だから、教えてやったのだ。
フェラの仕方も、男の体の愛撫の仕方も、
濡れた性器を見せつけて媚びる、男の興奮のさせ方も・・・

じゅぶぶっ・・・

数ヶ月もすると、こんなふうに喉奥までペニスを飲み込めるまでになっていった。
喉を締め、まるでもう一つの性器のようにきゅんきゅんと締め上げてくる。

嘔吐反射で涙を流しながら、男のものを夢中でしゃぶり尽くす卑猥な姿。
何度見てもそれには興奮してしまう。
一気に射精感が湧き上がってくる。

「・・・っ!で、出るっ!!」
反射的に腰をひこうとしたのに、彼女のほうが更に深く飲み込んできた。なのであっけなく放出してしまう。生暖かい喉奥に、体の奥底から湧き上がってくる精液が容赦なく叩き付けられていく。

びゅるっ・・・びゅるるっ

「うっ・・・ううう」
こちらはうめき声を上げるのに、彼女の方は涙こそボロボロと流しているものの、声を上げることはなかった。当たり前のようにドロリとした白濁液をその体内に受け入れていく。

これも・・・自分が仕込んだこと・・・のはずなのに・・・

じゅっと口をすぼめて吸われると、身体の奥に残った精まで彼女に吸い尽くされているような錯覚を覚える。足が、ガクガクと震える。

じゅぼっと口から血管が浮き出た極太のペニスを引き抜くと、こくんと口の中に残る精液を飲み込んで見せる。
指で唇についた匂い立つ男の精を拭き、ぺろりと舌先で舐め取ってまで見せる。
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