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天狐あやかし秘譚
第109章 青天霹靂(せいてんへきれき)
まあ、言い方はともかく、西園寺様が私の負担を考えて言ってくれているのは分かってはいる。事実、私以外の主要な支部員はすでに支部に引き上げてしまっている。

だけど、なんとなくだが、気になるのだ。
何が、と言われるとなんとも言えないのだが・・・。

「今日は和弥と時弥に事情聴取をする、って言ってましたよね?」
「うん、やっぱり直接会ってみようかと思って」

昨日、吾嬬に聞いた話は部外秘だ。和弥にしても、まだ自分が疑われていることを知らないはずである。この時点で探りを入れるのは理にかなっていると思われる。

平和な時間も多分、これで終わりだろう。
やっぱり今日も、忙しい日になりそうだ。
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