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天狐あやかし秘譚
第109章 青天霹靂(せいてんへきれき)
パンパン、と肉と肉がぶつかる音。
監視者たちにバレないように、息を潜め、音を立てないように・・・
それは二人にいつもとは違う興奮を与えた。

じゅぶじゅぶと結合部が泡立ち、溢れた蜜でアナルまでぬらぬらと光り輝いて見える。
その光景はとてつもなくエロティックで、男の興奮は更に高まっていく。

射精感が唐突に湧き上がってきた。
今日も・・・いいよな?
そもそも、ここには避妊具なんてないわけだし・・・

男はそう判断した。そしてそのまま腰の突き入れを早くする。
女は左手で壁に手をつき、右手で自らの口を抑えて淫らな声が上がらないようにするだけで必死だった。

最後にパン!と大きく突き入れると女は子宮から脊髄までビリビリと響く快感に目を見張り首をのけぞらせ、絶頂した。

「ふくぅううう!ぐうぅふぅうっ!!」
びくびくっと太ももとお尻が震える。びゅるびゅると奥に熱い精液を注がれているのがわかり、身体がぶるるっと大きく震える。
そして、ついに足に力が入らなくなり、そのままズルリと崩れ落ちてしまった。その拍子に男のペニスが抜け落ち、ポッカリと空いた女陰からはよだれのように白濁液がどろりと漏れ出していた。

「ああっ・・・あ・・・はあ、はあ・・・はあ・・・」
右手でぐいと女の身体を引き上げる。女はふらつく足をなんとか運び、傍らのソファにぐったりと座る。座るとき、女の芯からぬるりと精液が溢れ出し、スカートを汚してしまっているのを感じるが、自分ではどうすることもできない。

それでもソファに腰を下ろし、男の肩に身を委ねて、女もやっと一息ついた。

「ありがとう・・・気持ちよかった・・・」
「俺もだよ」

男はこの時間が好きだった。
めちゃくちゃに抱いた後、こうして身を委ねてくる女をそっと撫でるのが・・・

「ねえ・・・大丈夫かしら?」
しばらく他愛のない話をした後、女が尋ねてきた。
「何がだ?」
「うまくいってる?・・・警察が入ってきちゃったけど」
「ああ、心配ない。これくらいのイレギュラー・・・
 十分、軌道修正できる」
「ねえ、勝てる?私たち・・・」
「もちろんだ」

女は男の言葉に安心したように見えた。
そっと目を閉じる。
男はそんな女の身体を愛おしげに撫でていた。
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