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天狐あやかし秘譚
第109章 青天霹靂(せいてんへきれき)
☆☆☆
撃たれた朔弥は幸いなことに一命をとりとめたとのことだ。私たちは石川の運転するパトカーで朔弥が搬送された病院に向かうことにした。
せっかく頑張ったご褒美にと、なにか美味しいものを食べようか的な相談をしていた矢先に、まさかの事態が発生してしまった。結局、私たちのディナーは県警の一階にあるコンビニ自販機で買った、このパンと飲み物だけになってしまった。
あーあ、がっかりだなあ。
私達がボソボソとパトカーの中で味気ないパンをかじっている間、石川がここまでに判明していることをざっと説明してくれた。
朔弥が銃撃されたのは、会社から自宅に帰る途中だった。市内のレストランに寄ったとき、車から降りたところを何者かに撃たれたとのことだった。銃弾は左肩に当たったものの、急所は外れたようだった。朔弥についていた呪殺班の刑事が慌てて止めに入ったことで追撃こそ阻止できたのだが、残念ながら犯人には逃げられてしまったらしい。
「レストラン?ひとりで?」
「いえ、朔弥は不倫をしてたみたいです。その相手とですね。」
「ひどい!奥さんいるのに!?」
私は憤りを覚えた。
撃たれた朔弥は幸いなことに一命をとりとめたとのことだ。私たちは石川の運転するパトカーで朔弥が搬送された病院に向かうことにした。
せっかく頑張ったご褒美にと、なにか美味しいものを食べようか的な相談をしていた矢先に、まさかの事態が発生してしまった。結局、私たちのディナーは県警の一階にあるコンビニ自販機で買った、このパンと飲み物だけになってしまった。
あーあ、がっかりだなあ。
私達がボソボソとパトカーの中で味気ないパンをかじっている間、石川がここまでに判明していることをざっと説明してくれた。
朔弥が銃撃されたのは、会社から自宅に帰る途中だった。市内のレストランに寄ったとき、車から降りたところを何者かに撃たれたとのことだった。銃弾は左肩に当たったものの、急所は外れたようだった。朔弥についていた呪殺班の刑事が慌てて止めに入ったことで追撃こそ阻止できたのだが、残念ながら犯人には逃げられてしまったらしい。
「レストラン?ひとりで?」
「いえ、朔弥は不倫をしてたみたいです。その相手とですね。」
「ひどい!奥さんいるのに!?」
私は憤りを覚えた。

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