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天狐あやかし秘譚
第106章 形勢逆転(けいせいぎゃくてん)
「動くな!・・・こ・・金神封殺(こんじんふうさつ)っだ!もう、に、逃さないんだから!!」
震える声
明らかにソレよりも弱い霊力
なのに、自身が拘束されているのだ。
その理由はすぐに分かった。
この女の力だけではないのだ。
金神封殺と言っていた、つまりは、精緻な方位計算に基づく封殺術・・・ソレ自身が動く法則、その道自体を封じられたのだとソレは知った。
恐怖のせいだろうか、女ははあ、はあと浅い息をついている。
しかし、ソレが動くことができないと分かると、やっと身体から力を抜く。
「や、やりました。やりましたよ九条様!明咲は、明咲はやっと九条様のお役に・・・」
手にした鋼線を周囲の木にしっかりと固定すると、九条に怪異を捕らえたという自らの成果を知らせるべく、明咲はマンションの階段を駆け上っていった。
震える声
明らかにソレよりも弱い霊力
なのに、自身が拘束されているのだ。
その理由はすぐに分かった。
この女の力だけではないのだ。
金神封殺と言っていた、つまりは、精緻な方位計算に基づく封殺術・・・ソレ自身が動く法則、その道自体を封じられたのだとソレは知った。
恐怖のせいだろうか、女ははあ、はあと浅い息をついている。
しかし、ソレが動くことができないと分かると、やっと身体から力を抜く。
「や、やりました。やりましたよ九条様!明咲は、明咲はやっと九条様のお役に・・・」
手にした鋼線を周囲の木にしっかりと固定すると、九条に怪異を捕らえたという自らの成果を知らせるべく、明咲はマンションの階段を駆け上っていった。

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