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淫夢売ります
第54章 斜陽の楽園:繰り返す悪夢
「大丈夫・・・?さららちゃん」

同期で総務係にいる有本さんがすっ飛んできてくれて肩を貸してくれた。彼女に支えられたまま営業部屋を出ると、少し気分が楽になった気がした。やっと息がスムーズに吸える・・・そんな感じだった。

「今日はもう、帰ったら?フォローは私がしとくからさ」

それは本来、とても申し訳ないことなのだが、あれだけの騒ぎを起こしてしまった手前、戻って普通に外回りに行くなんてできそうになかった。

結局、私はこの日、体調不良を理由に早退をすることにしたのだった。
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