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淫夢売ります
第35章 鎖とドレス:心の鎖
立ち尽くしていると、右手の扉から先程の女性が入ってきた。女性は一礼すると、担当する施術者で名を氷川と名乗った。確かに胸元には『Hikawa』と洒落た字体で刺繍がなされていた。

「竹内様、本日は、プレミアムコースでご予約いただいておりますね。後ほど衣装の方も一緒にお選びいたしますので、楽しみにしていてくださいね」

ん?衣装?選ぶ?

疑問符が頭の上をちらつくが、とりあえず勧められるがままに施術台と言われるベッドにうつ伏せになる。じーっとチャックが降ろされ、案の定背中を開けられた。

「竹内様、とても肌理の細やかな肌をされていますね・・・。これなら、少しの施術で、だいぶ良くなると思います」

たらりと背中に生暖かい何かが垂らされた。どうやら温められたオイルのようなものだった。それを氷川が、その掌で首筋から背中にかけて全体的に丁寧に擦り込んでいく。オイルの温かさと、氷川の手技による適度な圧迫で、とても心地よい。

「少し、首と背中が凝ってらっしゃいますね・・・だいぶ、お疲れみたいです」

疲れて・・・そうだよな。疲れているよな。
夢占いの店で、今朝まで見ていた夢を報告することができないほど、だもんな。

「腰の方も、マッサージしますね」

更にチャックが降ろされ、腰どころか、身体の後ろ半分をすべて開けられてしまう。おしりも何も丸見えの状態だ。

「え・・・あの・・・」
若干戸惑うが、氷川は構わずに腰やお尻、ふとももにと先程の温められたオイルを垂らしていく。オイルには精油か何かが含まれているのか、甘い花の香りがあたりに立ち込めてくる。

「リラックス・・・してくださいね・・・」
氷川が両手の手のひらを使って、腰を少し強めにマッサージしてくれる。ズン、と背中に心地よく響き、凝りがほぐれていくのを感じる。

はあ・・・

思わず息をついてしまい、ふふふ、と氷川に笑われてしまう。

「いいですね・・・リラックスしてきてるみたいです。次はお尻の方もほぐしていきますね。」
腰から下に手が滑っていく。くりくりと筋肉に沿ってほぐされ、お尻の横の方の筋肉をクニクニとほぐされる。
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