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淫夢売ります
第35章 鎖とドレス:心の鎖
「興味深いのは、貴方様が道を訪ねたとき、『右』と『左』の『どちらかしか選べない』と言われているところです。そして右は『紳士服売り場』つまりは貴方様が目指していらっしゃったところに通じている、ということです。ではなぜ夢の中の人物は『左』も選択肢として指し示したのでしょう?本来は必要のない選択肢ですよね?」

う・・・ん?どういうことだ?

「しかも、貴方様は、その方向に何があるのか、今でも『わからない』と言ってる・・・心理学的に、右は未来と意識を表しますが、左は過去と無意識を表します。果たして・・・」

あなたの無意識が目指していたもの、そこには何が『あった』・・・あるいは『ある』のでしょうね?

ユメノの目が黒く黒くなる。そして、三日月のようにぐにゃりと歪む。

「当店では、もう一つのサービスをしております。もしも、貴方様がお求めになるのなら、本当にあなたが望んだもの、望んだ事柄、その時選ばなかったけれど、心の底が欲していること・・・知りたくはないですか?」

ユメノがニィっと不思議な笑みを浮かべる。闇の三日月のような目、淫靡な微笑み。
僕は、そこから目が離せなくなり、そして・・・こくりと、頷いてしまっていた。
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