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淫夢売ります
第30章 白の花園:記憶の鍵
慌てて日記を閉じた。ユミが後ろから私の耳元に顔を近づけてくる。吐息が耳朶にあたり、思わずゾクリとしてしまった。

「大丈夫・・・裕美になら、いいよ」

そして、そのまま耳たぶを舌でなぞられる。いきなりでびっくりして身体を逃がそうとしたが、存外強い力で肩を押さえられて、逃げることが出来なかった。

「裕美・・・オナニーしてた・・・。私と会った後、オマンコぐちゃぐちゃってして・・・」

私は、裕美の秘密、知ってるの・・・
だから・・・

「私の秘密も知ってほしい」

耳たぶを舐められ、耳もとで囁かれて、
私はクラクラしてしまう。
そのまま、ユミに促されるままにベッドに手を引かれ、押し倒されれる。

胸が、ドキドキする。
この間のことを思うと、これからされることを思うと、それだけでアソコの奥がじんわりと熱く湿り気を帯びてしまうような錯覚すら覚えた。
私は眠りについたパジャマのままだということに今気がついた。
そして、

今日のユミはワンピースタイプのナイティを身につけていた。白色で、透けるような素材。
それは、ユミ肌色によく似合っていた。

「今日はふたりともパジャマだね」

そのまま四つん這いになって私の方によってくる。私は、じりじりと後退りし、ついに、ヘッドボードまで追い詰められてしまった。

「そ・こ・ま・で・・・」

ユミの顔が近寄ってくる。キスされる!と思ったが、彼女の唇は、私のそれにではなく、首筋に落ちてきた。
ちろりと、首を舐めあげられる。

「んあ♡」
ゾク!と背筋が粟立った。

そうして開いた口に、にゅるりとユミの舌が入り込んでくる。

ダメ・・・完全にユミのペース・・・

たっぷりと唾液が絡んだ舌が私の舌に絡みつく。ユミの唾液を飲まされている・・・そんな感じがして、興奮が高まっていく。

そのままストンと横にされ、さらに額、頬、首筋、耳たぶにキスをされる。その度に私はとろけるような心地よさを感じてしまっていた。

「今日は、一晩中・・・ね?」

すっかり体の力が抜けてしまったところを見計らって、ユミがパジャマのズボンを脱がせてくる。私はもう抵抗することができず、なんとなれば腰を浮かせて脱がせるのに協力してしまっていたくらいだった。

あっという間にパジャマを脱がされてしまう。
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