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淫夢売ります
第28章 白の花園:知らない夢
☆☆☆
暗い、暗い・・・
ここはどこ?

なんでそんなこと言うの?なんで?
なんで皆してそんな目で私を見るの?

ちが・・・違うの、そんなつもりじゃ・・・だって、だって私は、私は・・・
私はただ・・・

・・・・・だけだったのに・・・

☆☆☆
急速に意識が焦点を結び、私は、はっと目を覚ました。

頬に違和感があり、触ってみたら指先が濡れていた。
どうやら、また私は泣いていたらしい。

なんだろう。何か、すごく嫌な夢を見た気がする。
最近、涙を流して目が覚めることが多い。でも、なんの夢を見ていたのか、はっきり覚えていない。なんだかすごく悲しい、切ない夢だった気がするのだが・・・。

そういえば、こんな風に目が覚めるようになったのは、あの夜桜見物の日からだった気がする。もう、あれから1週間か・・・。

あんな事があって、なんとなく大知とは話しにくくなっている。大知は『いいよ、いいよ』と言ってくれたが、すごくがっかりしているのは目に見えてわかった。
私としては、大知のことは嫌いじゃないし、なんであの時あんな気持ちになったのか、今でも理解できなくて、どうしたらいいかということは愚か、どんな気持ちなのかを説明することすらできていなかった。そんな私を大知は一切責めることはなかった。

本当に・・・申し訳ないと思った。

一体、どうしたらいいんだろう。
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