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The Bitch (ザ、ビッチ)
第8章 エピローグ  『わたしの好きに...』
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 ストッキング脚に走る、一本の伝線のスジ…
 それを、逸らずに見つめる、和哉の目。

「ふぅん、わたしとさぁ…」

「え…」

「わたしと比べて…どうなの?………」

「あ…」

 和哉は再び、わたしの脚を、いや、ストッキング脚を…
 この、伝線のスジを…
 逸らずに、ジッと、見つめてくる。

「どう…なの……」

「……」

 あぁ、わたしは…
 この目を…

 いや…

「………ふぅ…」

 わたしは、立てた赤いネイルの爪先を…
 ゆっくりと動かし、さかのぼらせていく。

「…あ……」

 いや、わたしは…

 和哉が…

「……っ」

 そして、組んだ脚を…

 伝線が走る膝を…

 和哉に寄せ、自ら撫でていく。

「わたし……と…は……どう…なの………」

「ゆ、悠……里さん……の………」

 ゆっくりと、和哉の指が、わたしの膝に…

 伸びてくる―――

「悠里…さん…の……が………」

「…ぇ……」

「悠里さんの……ストッキングの方がぁ………」

「………っ」
 指先を、触れさせる。

「悠里さんのストッキングの方が、いいっす」

「………」

 あぁ…

 わたしは、和哉が…

 欲しい―――

「こ、この…ストッキングの……方が……
 ぜんぜん……いいっす………」
  
 撫でらせる―――

「………っ、」

 あ…

『悠里さんの好きなように……』

『今に、分かりますよ…』

 心に、彩ちゃんの、あの声が、浮かび、巡ってきた―――

 あ、あぁ、これか…

 こういうことか……

『わたしの好きに?』

『はい、悠里さんらしく…
 悠里さんの好きなようにぃ、すればいいんですよぉ…
 今に、分かりますからぁ……』

 彩ちゃん…
 
 そういうことなの―――

「悠里さんの…ストッキングがいいっす……」

 和哉は、逸らずに見つめ…

 触れた、指先を、熱くする。

「あ………」

「悠里さんの…
 ストッキングが、忘れられないんす……」

「あぁ……」

 心が揺れ、脚が震え…

「こ、これ…しか………」

 和哉の指先が、伝線をさかのぼってくる…

「そ、それ…だけ……な…の……」

 わたしは、その和哉の指先に触れ…

『悠里さんの好きなように…
 悠里さんらしく………』

 彩ちゃん…

 わたしの…好きに、するわ―――


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