この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
The Bitch (ザ、ビッチ)
第8章 エピローグ  『わたしの好きに...』
 42

「ええっ、リニアモーター…マジですかぁ」
「うん…」

 わたしは、次の夜さっそく彩ちゃんに、一部始終を報告した…
 いや、話さずには、いられなかったのだ。

 だって…

「いやぁ、まさか、店の外でぇ、待ってるなんてぇ…」
「うん、そうなのよぉ…
 わたしもさぁ、つい可愛く感じちゃってさぁ、それに免じてさぁ…」
「ですよねぇ、そこは、良しだけどねぇ…」
「でしょう、あのガタイのモジモジが、ちょっと堪らなくなっちゃってさぁ…ついね…」
「あ、でも、舐めワザは…」
「うん、絶品だったわ」

 そう、あのテクニックは、堪らなかった…

 だけど、わたしには…
 やはり、ストッキングというこだわりは、捨てられず…

「そうかぁ…残念ですねぇ…」
「うん…」
「なかなか、合格者が出ませんねぇ…」
「うん…」

 そう、なかなか…
 あの、和哉みたいな…

「そうかぁ…」
「…………」
 もうわたしは、昨夜で、開き直ることにした。

「なかなか、和哉の代わりは、そう簡単には現れないってことね…」
 そう、もう、いつまでも、グズグズなんか、してられない…
 そんなの、わたしらしくない…
 オトコなんて…
 いくらでも…
 星の数ほどいるのだから―――

 だから、もう…
 わたしの中で『和哉』という名前と、存在感は、禁忌にしないことにしたのだ。

「え、そうですよねぇ…
 そのうち和哉くんみたいなぁ…
 ビッケちゃん、見つかりますよね」

 さすがは、彩ちゃんだ…
 わたしの開き直りを分かってくれている。

「そうですよぉ、ほら、もう、悠里さんの好きにすればいいんですよぉ」

「え……」
 わたしの好きに…
 彩ちゃんが、また、そう言ってきた。

「うん、悠里さんの好きにすればねぇ…
 今にぃ、わかりますってぇ……」
 まただ…
 今に、分かるって……

「たまにぃ、違う、気分転換でもしてくればいいんじゃないですかぁ?」
「え?」
「ほらぁ、映画とかぁ、悠里さん、暇あれば行ってたでしょうよぉ…」
「うん…」
 そう、最近は、映画には行ってない。
 
 それに、和哉とのきっかけは、映画だった…

「ほらぁ、今、大作やってますよぉ…」
「うん」
「そう、斑鳩くん、貰ってもいいですかぁ?」

 ほら、彩ちゃんのタイプだと思ったから、敢えて話したのだ…

「いいわよ…」


/242ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ