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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第36章 『卯月からのクリスマスプレゼント』 後編
翠はドレスの胸元を手で押さえたまま、
卯月に付き添われて部屋の中を移動して行く。
この部屋のベッドルームは、玄関から
入って来てゲスト用のトイレのある
小さな空間の先のアートが飾られている
廊下部分の左側の壁にあるドアを入った所で。
僕と真奈美ちゃんが待機している
和室とは正反対にある部屋だから、
僕達がここで隠れてこっそりと
待機してるのも気づかれることもなく。
卯月夫婦の姿はベッドルームに消えて行った。
とは言え…、ベッドルームのベッドの
周囲には定点カメラ3台と
気づかれない様にセットした
盗撮用のカメラもあるので。
ドアの奥に消えた夫婦の姿は
ずっとパソコンのディスプレイに
映し出されている状態で。
「あなた…これ、カメラ?…撮ってるの?…」
「さっき話しただろ?翠。
僕と…君との時間をこうして
記録として残す手伝いをして貰うって」
夫である卯月の身体で自分の
姿を隠すようにして翠が抱き着いて。
「恥ずかしいのかい?ちょっと待ってなさい」
そう言って不安そうな翠を1人、
ベッドルームに置いて卯月が部屋を出ると。
冷蔵庫の中からボトルを取り出して
グラスと一緒に持つとベッドルームで
待って居る翠の元に戻った。

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