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はい。もしもし、こちら、夫婦円満本舗です。
第36章 『卯月からのクリスマスプレゼント』 後編
――
―
「あのぉ~、仁さぁん。
そのぉ…、良かったんですか?」
ホテルの廊下を自分達の部屋へと
移動していると申し訳なさそうに
後ろから真奈美が仁に声を掛けて来た。
『ああ、盗撮カメラの事?
いいんだよ、盗撮カメラはあのままで
盗撮カメラの分は編集もしないで
そのままのデータでの引き渡しが
卯月先輩のご希望みたいだしね』
さっき部屋から出る前に片付けたのは
ベッドの周囲に設置した定点カメラだけで
盗撮用のカメラはそのままだったので
それを回収しなくていいのかと
心配して声を掛けて来たみたいだった。
盗撮用のカメラの回収をする
タイミングも用意してくれるらしいので。
卯月先輩からの依頼も…後は
明日と言っても今日になっているが
朝になって盗撮カメラを回収して。
定点カメラとゴープロで撮影した
画像を編集して引き渡せば終了だ。
『すっかり遅くなっちゃったね…今日は。
部屋に戻ったら一緒にお風呂にしようよ』
僕からの言葉が意外だったのか
真奈美ちゃんは驚いた顔をしてたけど
すぐに笑顔になって。
「はい、…イブは終わっちゃいましたけど
まだ…クリスマスですもんね?仁さん」
そう言いながら僕の腕に自分の腕を
真奈美が絡めると、仁の身体に
自分の身体を預けてもたれ掛かりながら
ホテルの廊下を歩いていた。
―
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