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100のベッドシーン
第18章 書けなかった一行を、あなたがくれた
通されたリビングは思ったよりも広くて、壁際には木製の机と、ノートPCが置かれていた。

机の横にはインクの染みた原稿用紙が重ねられていて、執筆中の空気がまだそこに残っている気がした。

「お茶でいいですか?」

「はい、いただきます」

彼はキッチンでお湯を沸かしながら、何気なく話しかけてくる。

打ち合わせではあれほど鋭いやり取りをしていたのに、こうしてプライベートな空間で向き合うと、妙に距離が近く感じてしまう。

「……先生は、いつもこんな時間に書いてるんですか?」

「ええ、夜の方が静かですから。雑音がないと、言葉が探しやすいんです」

「いいですね、その感覚。……私も、夜に読むほうが集中できます」
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