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100のベッドシーン
第17章 その瞳の奥に、恋を落とした夜
「はぁぁぁ……気持ちいい……」

「俺も気持ちいいよ……」

二人で見つめ合いながら、何度も何度も彼は私の奥に突いてくる。


「ああ、もう駄目だ。澪、出る……」

「いいよ……」

そして私は、ぎゅっと彼を抱きしめた。

こんなに、運命を感じた人なんていない。

「出るね……出るよ……澪……」

余裕のない彼の表情が、今までの彼と重なって、愛しくなる。

「ううっ……」

「あああっ!」

二人で絶頂に行って、汗ばんだ肌をお互いに抱きしめていた。


「この手、離さないでね」

「うん。絶対、離さない。」

今夜、私は彼に心を預けた。

雨に濡れた日々は、きっとここから変わっていく――

彼と共に。

ーEnd -
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