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100のベッドシーン
第17章 その瞳の奥に、恋を落とした夜
キスは、柔らかくて、深くて――ずっと、こんな風に求められたかったんだって、心が震えた。

手が私の頬から首筋へ、そして背中へと滑っていく。

私は彼のTシャツの胸元を掴んだまま、少しだけ身体を押しつけた。

「……澪さん、」

「ん?」

「今から君を抱いてもいい?」

小さな声だった。

でも、それはちゃんと私に届いていた。

「……うん。」

私が答えると、彼の腕がそっと私の背中を引き寄せる。

もう、何も拒まない。

私の心も身体も、やっと彼の元にたどり着けたのだから。


ベッドに二人で倒れ込むと、彼の手が私の胸に触れる。

「澪の胸、柔らかい。」

「あんまり言わないで……」

二人でキスしながら、愛撫を重ねると体を一つにつなげた。
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