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100のベッドシーン
第15章 一夜の相手は、社長でした

「まさか、出張にまで同行するなんて……」
飛行機を降りたあと、真帆は自分の名前が東雲社長の同行スタッフに含まれていたことをまだ信じきれずにいた。
二泊三日の地方出張。
同行は彼を含めて三名――けれど、現地で合流予定だった担当者が急病で来られず、気づけば蓮と真帆の二人きりになっていた。
ホテルのチェックインを終え、部屋のカードキーを受け取った瞬間――
「今夜、少し話せるか?」
そう低く囁かれ、真帆はうまく頷けなかった。
夜10時。
部屋のドアをノックする音。
緊張の面持ちで扉を開けると、そこにはジャケットを脱いだ蓮がいた。
「立ち話もなんだし……入っていい?」
「……どうぞ」
部屋に入った蓮は、静かに真帆を見つめた。
飛行機を降りたあと、真帆は自分の名前が東雲社長の同行スタッフに含まれていたことをまだ信じきれずにいた。
二泊三日の地方出張。
同行は彼を含めて三名――けれど、現地で合流予定だった担当者が急病で来られず、気づけば蓮と真帆の二人きりになっていた。
ホテルのチェックインを終え、部屋のカードキーを受け取った瞬間――
「今夜、少し話せるか?」
そう低く囁かれ、真帆はうまく頷けなかった。
夜10時。
部屋のドアをノックする音。
緊張の面持ちで扉を開けると、そこにはジャケットを脱いだ蓮がいた。
「立ち話もなんだし……入っていい?」
「……どうぞ」
部屋に入った蓮は、静かに真帆を見つめた。

