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第123章 （終章３１）

「ちょっと試したいことがあんの。今から知り合いが来んだけど、あんたが私じゃないって気づくかどうか」

「話し方でバレないですか？しかも、髪色が違いますし」

「でも、顔が全く一緒だからあいつの反応を見てみたい」

かのんは微笑み

「ちょっとしたドッキリですね」

「二階にさぁ、監視カメラが付いてる部屋があんの。そこでなら私はあんた達が見える」

「でも、お知り合いの方がその部屋に入ってくるかはわからないですよね？」

「大丈夫。私物を取りに来るんだけど、あいつの物はほとんどその部屋に置いてあるから必ず入ってくるよ」

「じゃあ、そのお部屋に案内してください」

「オッケー。じゃあ、よろしくねー」