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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第26章 清野あや 24歳⑤裏切り調教妻
 クンニも、ことさら丁寧に行う。太ももの内側にキスをすると、あやは吐息を震わせた。お湯で洗い流したあやの股間はもう、新たな熱気を帯びている。このかすかなオシッコ臭さこそ、あやが新たな愛液を兆している証だ。

 ジュースたっぷりの果物を頂くように、あやの股間も、念入りに味わう。薄闇の中では舌の感触だけが頼りだ。女の生肉の塩味とつんとした酸味を味わい尽くして、滴る本気汁を音を立ててすする。

 クリトリスも丸ごと口の中に入れて、舌を当て、たっぷり時間をかけて優しく吸い上げた。

「はあっ、あああーっ!だめえ…」

 太腿の内側で佐伯の顔をぎゅっと締め付けると、あやは、声を忍んであえいだ。

「あやちゃん、かわいい…愛してるよ」

 佐伯は耳元で、禁断の台詞を囁いた。言うまでもなく、それはあやの夫が口にするべき言葉だ。しかしそのあやを今、愛しているのは佐伯だ。

「あやも…愛してる…」

 熱に浮かされた声で、あやは応えてきた。思えば一日中、自宅のそこかしこで不倫セックスを楽しんできたが、夫婦の寝床で夫婦のように楽しむこのセックスが、一番背徳的なのかも知れない。

「…もう来て。入れて欲しいの…おちんちんちょうだい…」

 なぶるような言葉責めも、煽りまくる淫語も今は要らない。互いに高まった愛情を確かめ合うように、二人は性器を合わせた。ゆったりと湯船に沈むように、佐伯の勃起は、温かなあやの膣肉に埋まっていく。

「ああーっ…気持ちいい…」

 そのときあやは、佐伯の手を握ってきた。柔らかなあやの手のひらを佐伯はそっと、握った。つながる悦びがそれだけで、心を潤してくる気がした。

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