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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第26章 清野あや 24歳⑤裏切り調教妻
 スローセックスは、快楽よりも身体とのつながりや安心を求めるセックスだと言われる。がんがん求め合うセックスも悪くないが、就寝前はこの睦み合うセックスで愛を確かめ合うのも、悪くはない。そして、きちんと行えば、悦びも大きいのだ。

「じゃあゆっくり、入れる準備をしようね」

 あやに丁寧にフェラチオをしてもらったので、佐伯も愛撫には時間をかけることにする。

 仰向けになったあやに、今度は佐伯がのしかかっていく。指の腹で頬や首筋をくすぐり、たっぷりとした乳房を入念に揉み上げていく。乳首を優しくつまみながら、あやの唇をついばむようにキスをし、首筋を舐めあげる。

 佐伯の接触を感じるたび、あやは深く息を吐いた。真夜中に熟睡しているような、安らかなため息だ。

 今は、言葉は要らない。何度も肌を重ね合わせているので、お互いの呼吸を頼りにでも高め合えるのである。下手をすると夫婦以上に親密なセックスと言っていい。

 佐伯がいちいち、何も聞かないので、あやも言葉を発しない。しかし、指での愛撫を続けながら、佐伯があやの感じるポイントに舌を這わせて言ったときは、息を詰めているのが判った。

 吸盤のように吸い付くキスを、佐伯は首筋から鎖骨、そして乳房へとおろしていく。その間、要所要所では舌を動かし、たっぷりとあやの性感を刺激していく。

 ねぶるように左右の乳首をしゃぶり、へその窪みに舌を入れ、ソープの匂いをまとった茂みに鼻を埋め込んでいく。

 そのとき、あやの両足は自然な形で開いてきていた。

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