この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 2
第50章 episode of 0

「……どうしてここを選んだんですか? 住む場所」
「んー?」

 昼を食べ終わり、ゆったりとくつろぎながら、秋広は出会った当初から気になっていたことを尋ねた。

「もっと綺麗で防犯もちゃんとしたところ、たくさんあるでしょう?」
「そんなの家賃が安いからに決まってんじゃん」
「……借金でもあるんですか?」
「ねーよ!」
「うち、給料悪くはないでしょう? 肉体仕事だから体は大変かもしれないですが」
「うん」
「もっと家賃高いとこでも生活はできると思いますが」
「いいだろ別に、あたしがどこに住もうと」

 桃華は目を伏せた。

「金、なるべく貯めときたいんだよね」
「なんで?」
「……将来、大金が必要になるかもしれないから」

 頬杖をつき、ぼそりと言った。さっきまでとは違う、酷く冷めた目付きだった。
 誰を想っての顔だろう。
 秋広はそれ以上は聞けなかった。踏み込むなと態度で示されているような気がした。
 それでも、と思う。秋広にだってどうしても譲れない気持ちがあった。

「……ガスはちゃんと引いててくださいね」
「うん、春になるまではそうする」
「それ以降は?」
「水で平気だろ?」
「ダメですって。シャワーはお湯じゃないと。女性は特に、体を冷やすと良くないと……」
/1018ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ