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Memory of Night 2
第50章 episode of 0

 DVDは二時間近くあるようだった。
 早速映してみると、そこはバスの中のようだった。
 画質はだいぶ粗い。時折白い線が幾本も入り、映像も乱れる。
 がやがやと男達の話し声がする中、ぱっと映し出されたのは桃華の横顔だった。

「こら、勝手に撮るな、秋広!」
「……ごめんごめん。たまたま写りこんじゃっただけだって」

 どうやらビデオカメラをまわしているのは秋広のようだった。懐かしい二人の声に、宵はつい、テレビ画面を凝視する。
 嫌がる桃華から映像はフェイドアウトしバス内や外の景色が映るが、またこっそりと桃華に戻る。
 それに気付くと、今度は手のひらでカメラを塞いだ。一瞬画面が真っ暗になり、次に映された場面は卓球上だった。
 みんな浴衣姿だ。温泉卓球だろうか。
 男たちが楽しそうに打ち合う中、卓球台の向こうに桃華の姿もあった。

「……本当に、君と瓜二つだね。見た目もだし、雰囲気まで」

 晃が呟いた。

「……母さんの右隣にいるのが、親父」
「へー」

 カメラを持つ人が変わっているようだ。晃と亮も目を凝らして宵の父親の姿を見る。
 ペットボトルのキャップを開け、桃華に渡す。桃華がそれを受けとると、にっこりと笑う。
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