この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 2
第50章 episode of 0

 ーーそうして時は流れ、十数年後。

「あ、あの……っ、ちょっとすみません!」
「……え? なんすか?」

 大学からの帰り道。突然後ろから声をかけられ、宵は振り向いた。
 そこにいたのは、作業着姿の知らない男だった。
 白髪が混じった短髪、日にやけた黒い肌、工事現場で働いていそうながっしりした風貌をしている。
 男は目をみはって、宵の顔をじっと見つめてくる。

「あー……んーと」
「…………?」

 男は何かを思い出そうとでもしているような顔で、頭に片手をやった。
 やがて諦めたように首を振り、宵に尋ねた。

「すまん、どうしても君の名前が……。ーー秋広と桃華さんの子供だろう?」

 今度は宵が瞳を見開く番だった。
 まさか、見ず知らずの男から突然その名を聞くことになるとは思わなかった。

「……はい」

 男の顔が綻ぶ。

「……大きくなってもお母さんに瓜二つだな。おかげですぐわかった。ああ、思い出した! 宵くんだったかな?」
「そうっすけど。おじさんは?」
「……生意気そうな目つきまでそっくりだな。俺は相澤。君のお母さんとお父さんと、同じ職場で働いてたんだよ。ーーちょうどいい。君に渡したいものがあるんだ」
「渡したいもの?」
/1018ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ