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第4章 デート（買い物編）

彼女が気に入ったと云い試着し、私も彼女に似合うと想い買うことにしたが買い物が久しぶりと云った彼女は他に数点、選び精算カウンターに持ち込み私が、彼女に渡したカードで支払った。

買った、それらを店員が紙袋に入れてくれ彼女に手渡した。両手で再び、紙袋を下げた彼女は満足そう私に笑顔を振りまいた。

これで、もう売場を歩かなくて済むと私は想ってたが

「お義父さん。私、お義父さんに買って上げたい物があるの。」

「私にかい？」

彼女は貰った、お小遣いで何かを買って上げると私に云い紳士服売場に移動した。

紳士服売場は五階にあった。エレベーターで五階に下り私は、彼女と一緒に売場を歩いた。

「麗奈さん。お小遣いは自分のために使いなさい。」

彼女に私は、そう言ったが

「私の、お小遣いをどう使おうと勝ってでしょう。」

そんな話しをしながら売り場を見て歩き彼女の足が止まった。

「これにしょう。」そう云いネクタイを、一本選び私の首に当て「似合う。お義父さんに似合うからこれにする。」

その後、精算カウンターで精算したが彼女は現金で支払いをした。

それを両手に下げてあった紙袋の、一つに入れ私達は売り場を離れた。

「麗奈さん。ありがとう。」

「うん。」そう返事を返した彼女が、にこっと笑い

「麗奈さん。お腹空かないか？」

「空いた。何か食べよう？」

昼食は彼女を、あそこに連れ行って上げよう。そう家を出る時から私は、既に決めてあった。