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息子の嫁
第4章 デート(買い物編)

帽子を手に持ち、丹念に調べ「これなら」独り言を言いながら帽子を見てた。
その帽子は、ドーナツの形で濃い緑色で回りに赤と金色の帯をバランスよく散りばめた私が彼女のためにと想像してた通りの帽子だった。
会計カウンターに、その帽子を持って行き会計を済ませた後、私は帽子を預かって置くようにと店員に頼み売り場から離れた。
この時、婦人服売り場に残して来た彼女からの電話はなかった。
ここに来る途中、車内で彼女はお金を用意してないと悄気ていた。
そんな彼女に私はお金も渡さず私が払うから、欲しい物があったら買いなさいと言い売り場から去ったが、きっと彼女は心ぼろさを感じてるだろうと彼女にお金を渡さなかった事を悔やみながら私は婦人服売り場へと急いだ。
私が婦人服売り場に着くと彼女は会計カウンターの前に立っていた。
「ごめん遅くなった。」
私は、帽子売り場で欲しい帽子を見付けるのに夢中で時間を気にしてなかった。
「お義父さん」
私を見て彼女が笑った。
「欲しい物はあったのかい?」
よく見るとカウンターのテーブルの上には数点の品々が置かれてあった。
「これで全部かい?」
「ううん……他にも欲しい物があったけど値段が高くて……」
そう云う彼女に私は「何でも欲しい物を買いなさいと言っただろう?」
「でも高いから……」
「分かった。じゃあ一緒に見に行こう。気に入った買っていいから、なら良いだろう?」
その帽子は、ドーナツの形で濃い緑色で回りに赤と金色の帯をバランスよく散りばめた私が彼女のためにと想像してた通りの帽子だった。
会計カウンターに、その帽子を持って行き会計を済ませた後、私は帽子を預かって置くようにと店員に頼み売り場から離れた。
この時、婦人服売り場に残して来た彼女からの電話はなかった。
ここに来る途中、車内で彼女はお金を用意してないと悄気ていた。
そんな彼女に私はお金も渡さず私が払うから、欲しい物があったら買いなさいと言い売り場から去ったが、きっと彼女は心ぼろさを感じてるだろうと彼女にお金を渡さなかった事を悔やみながら私は婦人服売り場へと急いだ。
私が婦人服売り場に着くと彼女は会計カウンターの前に立っていた。
「ごめん遅くなった。」
私は、帽子売り場で欲しい帽子を見付けるのに夢中で時間を気にしてなかった。
「お義父さん」
私を見て彼女が笑った。
「欲しい物はあったのかい?」
よく見るとカウンターのテーブルの上には数点の品々が置かれてあった。
「これで全部かい?」
「ううん……他にも欲しい物があったけど値段が高くて……」
そう云う彼女に私は「何でも欲しい物を買いなさいと言っただろう?」
「でも高いから……」
「分かった。じゃあ一緒に見に行こう。気に入った買っていいから、なら良いだろう?」

