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息子の嫁
第3章 第三章
膝から下りた彼女が隣りに座り、まるで子供のように、にこにこ笑い私に笑顔を見せた。

「お義父さん…。お義父さんさんって教え方が上手だね?」

「そうかい?」

「だって箸って二本で一膳だから箸、一本を持つ事からって思い付かないでしょう。だから、お義父さんは教え方が上手だなって思ったの」

「麗奈さんも繰り返し練習したら、もっと上手に箸が使えるようになるから頑張って」

「うん。お義父さん…。私、疲れたからお風呂に行っていい?


晩酌の途中で彼女が、お風呂に行きたいと云い


「ゆっくり入って来なさい。」

「うん。」


私に返事を返した後、彼女がお風呂に行くために部屋を出た。

昨日までは晩酌が終わる頃に彼女は、お風呂に行ってたが今日は――

彼女が晩酌の途中で、お風呂に行った事で私の心は落ち付かなかった。

何故ならば、それはお風呂上がりの彼女にあった。

お風呂から上がった彼女は、パジャマの下に下着を身に付けていなかったからで私に、淡い期待を抱かせていたからだった。

彼女は息子の妻だった。その事実は変えようもなかったが私は、彼女を愛し彼女も私を愛してくれてた。

私が、淡い期待を持ってたと同じく彼女も、私に何かを期待してる事は間違いないだろうと想ったが、なら……。今夜――

どこまで…。乳房を揉み乳首を舐め、じゃあその先は、彼女がどこまで自分への行為を許すのかさえ分からず私は、身勝手な妄想と自問自答を繰り返した。
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