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息子の嫁
第24章 最終章

国道から市道らしき狭い道路を進み、目的地付近までは来ていた。
「駿…。この道、間違えてない?」
「えっ!」
それから間も無くだった。カーナビから音声が流れた。
「ほらっ……やっぱり間違えてる。」
それにしても、やけに三叉路の多い道だなあ……。」
「あっ!」車を戻した後、彼女が大声を上げた。
「どうしたんだい?」車を止め私は、彼女に聞いた。
「駿って、もしかして方向音痴?」
「大丈夫!車だし、歩く訳じゃないから走ってれば着く。」
「方向音痴の特長、その一、カーナビを信用してないこと。でしょう?」
彼女は、私の弱点を見付たことを喜んでるかのように云い、私をちゃかした。
「じゃあ麗奈、しっかり見ててくれよ。」
ここまで来る途中もずっと喋ってた彼女が静かになり助手席の彼女を見ると、ぐったりし窓ガラスに頭を押し付けてた。
「麗奈…。」そう呼び額を触ると凄く熱かった。
救急車を、と想ったが、ここが何処かもわからず救急車を呼べなかった。
遠くに、一軒だけ家が見えたた。
車を走らせ、その家に着き玄関の呼びベルを鳴らした。
玄関を開けてくれたのは初老の女性だった。
「助けて下さい!救急車を呼んで下さい。お願いします。」
私は、彼女に叫ぶように言った。すると女性が引っ込み初老の男の人が出てきた。
「助けて下さい!妻が、熱を出して大変なんです。救急車を呼んで下さい。お願いします。」
私が、そう必死に懇願すると車の助手席でぐったりした彼女を見て、急いで家の中に入り救急車を呼んでくれた。
「ありがとうございます。ありがとうございます。」
そう私は、何度もお礼を言ってた気がする。
「駿…。この道、間違えてない?」
「えっ!」
それから間も無くだった。カーナビから音声が流れた。
「ほらっ……やっぱり間違えてる。」
それにしても、やけに三叉路の多い道だなあ……。」
「あっ!」車を戻した後、彼女が大声を上げた。
「どうしたんだい?」車を止め私は、彼女に聞いた。
「駿って、もしかして方向音痴?」
「大丈夫!車だし、歩く訳じゃないから走ってれば着く。」
「方向音痴の特長、その一、カーナビを信用してないこと。でしょう?」
彼女は、私の弱点を見付たことを喜んでるかのように云い、私をちゃかした。
「じゃあ麗奈、しっかり見ててくれよ。」
ここまで来る途中もずっと喋ってた彼女が静かになり助手席の彼女を見ると、ぐったりし窓ガラスに頭を押し付けてた。
「麗奈…。」そう呼び額を触ると凄く熱かった。
救急車を、と想ったが、ここが何処かもわからず救急車を呼べなかった。
遠くに、一軒だけ家が見えたた。
車を走らせ、その家に着き玄関の呼びベルを鳴らした。
玄関を開けてくれたのは初老の女性だった。
「助けて下さい!救急車を呼んで下さい。お願いします。」
私は、彼女に叫ぶように言った。すると女性が引っ込み初老の男の人が出てきた。
「助けて下さい!妻が、熱を出して大変なんです。救急車を呼んで下さい。お願いします。」
私が、そう必死に懇願すると車の助手席でぐったりした彼女を見て、急いで家の中に入り救急車を呼んでくれた。
「ありがとうございます。ありがとうございます。」
そう私は、何度もお礼を言ってた気がする。

