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息子の嫁
第24章 最終章
昨日と今日は彼女と、一緒に過ごし役所を辞め、今日が三日目だった。


「駿…。私、何を着てたらいいかなあ?」


今日は、下見だし村の人と話しもするかも知れないから失礼のない服装で動き易い服装がいいかなあ……。」


「駿は、何を着てくの?」

「私は、Gパンに半袖シャツかな…。」

「じゃあ私も、Gパンにする…。」


早々と身仕度を終え私は、彼女をリビングで待った。


「お待たせ…。」


そう言い彼女が部屋に入って来た。


足首の細いGパンに上は夏らしくタンクトップを着こなし陸上競技で鍛えた細く、長い脚が彼女の着こなしを際立たせ小顔で短くした髪が、その服装に良く似合ってた。


「どうしたの?」

「抱いていいかい?」

「今?」そう云ってた彼女を私は抱き寄せた。

「駿…。」

「髪の毛、短くして良かったね。とても良く似合ってって、綺麗だよ…。」

「駿…。サンダルでいいよね?」


彼女を抱いたまま、動こうとしない私に彼女が訊いた。


「夏だから、いいと想うよ。薄いカーディガンあるかい?」

「そっか車の中、暑いからエヤコン点けっぱなしになるかも…。私、取って来るね…。」


そう言い私から離れ、カーディガンを取りに行った。

それから彼女に「早く行こう……。」そう手を引かれ彼女が玄関の、ドアに鍵を掛け私は車に乗り彼女を待った。

助手席に彼女が乗り、それから目的地を目指して車を走らせた。

国道を走り、高速道路に乗り、暫く走った所でサービスエリアに立ち止まり少し休憩した。


「駿…。疲れない?」

「休みながら行くから、大丈夫だよ。」

「うん。」


再び、高速道路を走り、ジャンクションから秋田道へと進んだ。
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