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息子の嫁
第24章 最終章
「じゃあ家中に、コンドームを置いておかなくちゃうな?」


私が、そういうと彼女が笑った。


「そうか…。じゃあ今は何をして欲しいんだい?」

「駿…。キスて…。」


彼女を抱き唇を重ねたが私達に、さっきのような激しさはなかった。

「気持ちよかったのかい?」

「うん。」

「ねえ駿…。」

「なんだい?」

「新しく住むところでも私達、こんな暮らしが出来るのかなあ?」

「麗奈と、そう出来るように努力するから……。」

「うん…。」


ベットから起き上がり一緒にシャワーを使った後、着替え私達はリビングに来てた。


彼女は、タンクトップに私が始めて見た短パンを履き細く長い脚を更に、長く見せてた。


「駿、カーテン開けるね…。」


そう私に言い窓の、カーテンを開けた。


「駿…。私――こうして窓の、カーテンを開けられる暮らしが欲しいの――。」


「麗奈…。」


「私ね…。駿が仕事に行った後、カーテンを開けた事がなかったの…。だから、何処でもいいの毎日、こうしてカーテンを開けられる暮らしがしたい……。」


「わかったよ麗奈…。そう出来るようにするから……。」

「うん。私――今が幸せ過ぎて怖いの…。」

「大丈夫だから…。私と麗奈は、ここまで色々あったけど、やっとここまで来れてるだろう?麗奈が言ったように、何か問題があったらその都度、二人で話し合いながら前に進もう?」

「うん。駿は、どうしてそんなに優しいの?麗奈が欲しくなるような言葉が、すらすらと、どこから出てくるの?」

「麗奈を、心から愛してるからでよ…。ちょっとキザだったかな……。」

「ちっともキザじゃあないよ。私――駿が好き、!!」
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