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息子の嫁
第22章 退職届

私が役所を辞め、彼女の離婚届が受理され私達の夢が少しずつ前に進み現実味をおびて来、後は新しい移住先を決めるだけだった。
「麗奈…。もう一杯飲むだろう?」
風呂上がりに飲むビールは格別と何時も彼女は、ゴクゴクと喉をならし飲み終え既に、彼女のビールジョッキには、ビールが残ってなかった。
空になった、ビールジョッキを手に持ち立ち上がり私が台所に来ると、彼女も私の後を追うようについて来た。
「熱燗、つけなおすね…。」
彼女が熱燗をつけ、私は彼女が飲む生ビールを作った。
互いの飲み物を持ち私達は、リビングに戻った。
「駿…。長い間、お仕事ご苦労様でした。」
彼女が、そう云い私のオチョに、ビールジョッキをこつんと合わせた。
「ありがとう…。」
そう云い私も、熱燗に口をつけ、これも彼女が用意してくれた小鉢に入ったホヤを箸でつまみ口に運んだ。
「どう?」
私の顔を覗き込むようにし、彼女が私に訊いた。
「うまい!!」
私は、少し多げさに彼女に言った。
私は、彼女の笑顔が大好きだったし、何よりも今夜は彼女の笑顔を見たかった。
「本当?良かった!!」
彼女が私に、満面の笑みを見せた。
「ありがとう麗奈…。」
「ありがとうって?」
「麗奈の笑顔は、最高だな…。」
そう彼女に言い、私は笑った。
「あっ!麗奈の笑顔が見たくて美味しいって云ったんでしょう?」
「違うよ!」
「じゃあ…。」
そう言い、彼女を私の膝の上に乗せ、箸でつまんで彼女に食べさせた。
「どうだい?」
「美味しい!!」
「だろう?」
「うん…。」
その後も、彼女を膝の上に乗せ私が食べさせた。
「麗奈…。もう一杯飲むだろう?」
風呂上がりに飲むビールは格別と何時も彼女は、ゴクゴクと喉をならし飲み終え既に、彼女のビールジョッキには、ビールが残ってなかった。
空になった、ビールジョッキを手に持ち立ち上がり私が台所に来ると、彼女も私の後を追うようについて来た。
「熱燗、つけなおすね…。」
彼女が熱燗をつけ、私は彼女が飲む生ビールを作った。
互いの飲み物を持ち私達は、リビングに戻った。
「駿…。長い間、お仕事ご苦労様でした。」
彼女が、そう云い私のオチョに、ビールジョッキをこつんと合わせた。
「ありがとう…。」
そう云い私も、熱燗に口をつけ、これも彼女が用意してくれた小鉢に入ったホヤを箸でつまみ口に運んだ。
「どう?」
私の顔を覗き込むようにし、彼女が私に訊いた。
「うまい!!」
私は、少し多げさに彼女に言った。
私は、彼女の笑顔が大好きだったし、何よりも今夜は彼女の笑顔を見たかった。
「本当?良かった!!」
彼女が私に、満面の笑みを見せた。
「ありがとう麗奈…。」
「ありがとうって?」
「麗奈の笑顔は、最高だな…。」
そう彼女に言い、私は笑った。
「あっ!麗奈の笑顔が見たくて美味しいって云ったんでしょう?」
「違うよ!」
「じゃあ…。」
そう言い、彼女を私の膝の上に乗せ、箸でつまんで彼女に食べさせた。
「どうだい?」
「美味しい!!」
「だろう?」
「うん…。」
その後も、彼女を膝の上に乗せ私が食べさせた。

