この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
息子の嫁
第22章 退職届
翌朝、私は彼女に起こされるまで、ぐっすり眠ってた。

年甲斐もなく、若い麗奈とホテルでセックスをし彼女を何度も可愛がってたが、そのことが私に体力的な衰えを感じさせた。

妻を亡くした後、特別な女性もいなかった私に、そんなことを考えさせるような行為は、一度もなかったし勿論、風俗店など行ったこともなかった。


それから二日経ち、三日目の朝も私は、麗奈に起こされるまで起きることがなかったが、彼女が突然、私に提案したのは、それから四日目の夜だった。

その日の朝も、私は起きる気力がないほどにベットで寝てた。

仕事が終わり、夕食を済ませ晩酌を楽しんでた時だった。


「ねえ駿…。私――云ってもいい?」


彼女が、そうきりだした。


「なんだい?」


そう聞く私に彼女が言った。


「駿さぁ――職場に行くのが辛いんじゃない?」

「どうして、そう想うんだい?」


突然、そんなことを云う彼女に、私は訊いた。


「ホテルから帰った次の日は、私も駿が疲れてるなって感じたけど――ここ数日は私が起こして上げても直ぐには食べに来てくれないし……。私、そうかなって―――」

「確かに麗奈が云うように職場に行くのはつらいよ…。でも、それも後、少しだから……。」


そう私は、正直に彼女に話したつもりだった。


「じゃあさぁ――どうせ退職するって決めるんなら早く退職して私達の、将来について考えたり、話し合わない?」

「麗奈は、私に退職届けを出せって云ってるのかい?」

「駿さぁ――男だからって時には麗奈に弱さを見せていいんだよ。泣きたかったら泣いても、いいんだから私に、駿の正直な気持ちを教えて?」
/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ