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息子の嫁
第22章 退職届

翌朝、私は彼女に起こされるまで、ぐっすり眠ってた。
年甲斐もなく、若い麗奈とホテルでセックスをし彼女を何度も可愛がってたが、そのことが私に体力的な衰えを感じさせた。
妻を亡くした後、特別な女性もいなかった私に、そんなことを考えさせるような行為は、一度もなかったし勿論、風俗店など行ったこともなかった。
それから二日経ち、三日目の朝も私は、麗奈に起こされるまで起きることがなかったが、彼女が突然、私に提案したのは、それから四日目の夜だった。
その日の朝も、私は起きる気力がないほどにベットで寝てた。
仕事が終わり、夕食を済ませ晩酌を楽しんでた時だった。
「ねえ駿…。私――云ってもいい?」
彼女が、そうきりだした。
「なんだい?」
そう聞く私に彼女が言った。
「駿さぁ――職場に行くのが辛いんじゃない?」
「どうして、そう想うんだい?」
突然、そんなことを云う彼女に、私は訊いた。
「ホテルから帰った次の日は、私も駿が疲れてるなって感じたけど――ここ数日は私が起こして上げても直ぐには食べに来てくれないし……。私、そうかなって―――」
「確かに麗奈が云うように職場に行くのはつらいよ…。でも、それも後、少しだから……。」
そう私は、正直に彼女に話したつもりだった。
「じゃあさぁ――どうせ退職するって決めるんなら早く退職して私達の、将来について考えたり、話し合わない?」
「麗奈は、私に退職届けを出せって云ってるのかい?」
「駿さぁ――男だからって時には麗奈に弱さを見せていいんだよ。泣きたかったら泣いても、いいんだから私に、駿の正直な気持ちを教えて?」
年甲斐もなく、若い麗奈とホテルでセックスをし彼女を何度も可愛がってたが、そのことが私に体力的な衰えを感じさせた。
妻を亡くした後、特別な女性もいなかった私に、そんなことを考えさせるような行為は、一度もなかったし勿論、風俗店など行ったこともなかった。
それから二日経ち、三日目の朝も私は、麗奈に起こされるまで起きることがなかったが、彼女が突然、私に提案したのは、それから四日目の夜だった。
その日の朝も、私は起きる気力がないほどにベットで寝てた。
仕事が終わり、夕食を済ませ晩酌を楽しんでた時だった。
「ねえ駿…。私――云ってもいい?」
彼女が、そうきりだした。
「なんだい?」
そう聞く私に彼女が言った。
「駿さぁ――職場に行くのが辛いんじゃない?」
「どうして、そう想うんだい?」
突然、そんなことを云う彼女に、私は訊いた。
「ホテルから帰った次の日は、私も駿が疲れてるなって感じたけど――ここ数日は私が起こして上げても直ぐには食べに来てくれないし……。私、そうかなって―――」
「確かに麗奈が云うように職場に行くのはつらいよ…。でも、それも後、少しだから……。」
そう私は、正直に彼女に話したつもりだった。
「じゃあさぁ――どうせ退職するって決めるんなら早く退職して私達の、将来について考えたり、話し合わない?」
「麗奈は、私に退職届けを出せって云ってるのかい?」
「駿さぁ――男だからって時には麗奈に弱さを見せていいんだよ。泣きたかったら泣いても、いいんだから私に、駿の正直な気持ちを教えて?」

