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息子の嫁
第22章 退職届

話しあわなけばばらないことは、いっぱいあった。
でも今は、楽しく過ごして我が家に帰って来たばかりだったし私は、今の雰囲気を壊したくはなかった。
「駿…。私、凄く楽しかった……。」
「麗奈は眠れそうかい?」
「私――まだ興奮してるみたい…。」
「私も同じだよ…。まだ寝るのには早いから、一杯だけ飲もうか?」
「うん…。」
ベットから起き上がり私達はリビングに移り生ビールを二個、手に持ち彼女が待ってた部屋に戻った。
部屋に戻り、彼女に手渡すと彼女が私の、膝の上に乗った。
「麗奈…。」
「だって、この方が落ちくんだもの…。」
そう言いジョッキに口をつけた。
それは、幼い子供が父親の膝に、ちょこんと腰掛けてるようで憎めない可愛いらしさがあった。
「麗奈は、可愛いなぁ……。」
そう言い私は笑った。
「へへへえ…。」と彼女も笑った。
「麗奈が、欲しくなった?」
そう彼女が云ったが私には、彼女を可愛がる自信がなかった。
彼女が私の膝に乗りはしゃいだ。
「麗奈…。酔ったのかい?」
「うん…。私、王子様のように優しい駿に、酔ってるの……。」
ホテルで飲み、焼き肉店でも飲んでた彼女と、そして私も多少、酔っていた。
私は小さい子供を、あやす時のように彼女の体を左右に揺らした。
「駿…。私、ビールを飲めないんだけど……。」
そう云い、彼女が笑った。
ホテルといい我が家での、この雰囲気が私には何にもまさる宝にも想えたし、それを私に与えてくれてたのは麗奈だった。
「麗奈…。ありがとう……。」
「ありがとうって?」
「麗奈と一緒に居ると楽しいから、だからありがとうなんだよ…。」
でも今は、楽しく過ごして我が家に帰って来たばかりだったし私は、今の雰囲気を壊したくはなかった。
「駿…。私、凄く楽しかった……。」
「麗奈は眠れそうかい?」
「私――まだ興奮してるみたい…。」
「私も同じだよ…。まだ寝るのには早いから、一杯だけ飲もうか?」
「うん…。」
ベットから起き上がり私達はリビングに移り生ビールを二個、手に持ち彼女が待ってた部屋に戻った。
部屋に戻り、彼女に手渡すと彼女が私の、膝の上に乗った。
「麗奈…。」
「だって、この方が落ちくんだもの…。」
そう言いジョッキに口をつけた。
それは、幼い子供が父親の膝に、ちょこんと腰掛けてるようで憎めない可愛いらしさがあった。
「麗奈は、可愛いなぁ……。」
そう言い私は笑った。
「へへへえ…。」と彼女も笑った。
「麗奈が、欲しくなった?」
そう彼女が云ったが私には、彼女を可愛がる自信がなかった。
彼女が私の膝に乗りはしゃいだ。
「麗奈…。酔ったのかい?」
「うん…。私、王子様のように優しい駿に、酔ってるの……。」
ホテルで飲み、焼き肉店でも飲んでた彼女と、そして私も多少、酔っていた。
私は小さい子供を、あやす時のように彼女の体を左右に揺らした。
「駿…。私、ビールを飲めないんだけど……。」
そう云い、彼女が笑った。
ホテルといい我が家での、この雰囲気が私には何にもまさる宝にも想えたし、それを私に与えてくれてたのは麗奈だった。
「麗奈…。ありがとう……。」
「ありがとうって?」
「麗奈と一緒に居ると楽しいから、だからありがとうなんだよ…。」

