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息子の嫁
第22章 退職届



外が暗くなった頃、私達はラブホを離れた。

先日は、長い時間を共に過ごしたホテルから帰る車の中から、名残惜しそうに見ていた彼女だったが今回は、そうはしなかった。

途中、焼き肉店に立ち寄り彼女のすすめで私もビールを飲み、それを夕食とし代行車で我が家に着いたのは、10時少し前だった。

ホテルを出る前に私達は、シャワーを使ってたので後は寝るだけだった。

パジャマに着替え私達は、ベットに入り話していた。


「駿…。素敵な時間を、ありがとう……。」

「疲れただろう…。大丈夫かい?」

「うん…。駿こそ私を、いっぱい可愛がってくれたから疲れたでしょう?」

やっぱり年かなぁ…。そう言いかけ私は、口をつぐんだ。

それは年のことを言うと彼女に怒られたし、年のことは話さない約束だったからだ。

とわ言え、若い彼女を何度も満足させられる程、私は若くはなかった。


「麗奈は、満足してくれたかい?」

「うん…。駿に私の知らない形で、いっぱい可愛がってもらったから私、超満足!!」

「不思議なんだよなぁ……。」

「不思議って?」

「麗奈とだと、私も経験したことのない形で可愛がりたくなるんだよ…。」

「そうなの?」

「抱き上げたり、鏡の前でってしたことがなかったんだけどなぁ……。」

「そうなの…。」

「うん…。鏡に、映しながらって麗奈は嫌だったかい?」

「イヤじゃないけど私――恥ずかしくて…。でも凄く興奮した。」

「私も、始めてだったけど凄く興奮した。」

「あの時の駿は、何時もより硬くて大きくなってた…。」

「そうか…。じゃあ、これからも鏡の前で抱いてもいいのかい?」

「うん。好き…。」
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