この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
息子の嫁
第20章 夕焼け空

車を走らせ私達が向かったのは以前、始めて私が彼女を連れて行った寿司屋だった。
そこで彼女が、美味しいっと大きな声で言い店主を喜ばせた。
「駿…。あのお寿司屋さん?」
「そうだよ…。美味しいって麗奈が大きな声で言ったあの店……。」
「だって本当に美味しかったんだもの…。」
「寿司を食べたら買い物でもしようか?」
「買い物って何を買うの?」
「下着とかは間に合ってるのかい?」
「まだ大丈夫だけど…。駿、今は夏休みだよ……。」
「そうか夏休みか――じゃあ、あそこには行けないな…。」
「そうね…。知ってる人にあったら嫌だから行けないわね……。」
「じゃあ、新幹線に乗って遠くまだ行こうか?」
「新幹線?」
「ずっと家にばかり居て、ストレスがたまっていたんだろう麗奈はさあ?」
「うん…。でも私、独りで外に出るのが怖かったから……。」
「そうか…。だから夕べは、身体と心を解放してたんだな?」
「夕べって…?ヤダ―駿のエッチ……。」
「ははは…。エッチって言われてもなあ……。」
「ここ笑うとこ?」
「怒ったのかい?」
「怒っていないけど駿に言われると私、恥ずかしくって――――」
話しをしながらも目的地の寿司屋に着いた。
暖簾をくぐり店に入ると、店主の威勢の良い声が私達を迎えた。
「お嬢さん、また来て下さったんですね、ありがとうございます…。
あの時は大きな声で褒めていただき、ありがとうございました……。」
店主は、彼女を覚えていて私達に微笑みカウンターに招き入れた。
お客は、私達二人だけだった。
そこで彼女が、美味しいっと大きな声で言い店主を喜ばせた。
「駿…。あのお寿司屋さん?」
「そうだよ…。美味しいって麗奈が大きな声で言ったあの店……。」
「だって本当に美味しかったんだもの…。」
「寿司を食べたら買い物でもしようか?」
「買い物って何を買うの?」
「下着とかは間に合ってるのかい?」
「まだ大丈夫だけど…。駿、今は夏休みだよ……。」
「そうか夏休みか――じゃあ、あそこには行けないな…。」
「そうね…。知ってる人にあったら嫌だから行けないわね……。」
「じゃあ、新幹線に乗って遠くまだ行こうか?」
「新幹線?」
「ずっと家にばかり居て、ストレスがたまっていたんだろう麗奈はさあ?」
「うん…。でも私、独りで外に出るのが怖かったから……。」
「そうか…。だから夕べは、身体と心を解放してたんだな?」
「夕べって…?ヤダ―駿のエッチ……。」
「ははは…。エッチって言われてもなあ……。」
「ここ笑うとこ?」
「怒ったのかい?」
「怒っていないけど駿に言われると私、恥ずかしくって――――」
話しをしながらも目的地の寿司屋に着いた。
暖簾をくぐり店に入ると、店主の威勢の良い声が私達を迎えた。
「お嬢さん、また来て下さったんですね、ありがとうございます…。
あの時は大きな声で褒めていただき、ありがとうございました……。」
店主は、彼女を覚えていて私達に微笑みカウンターに招き入れた。
お客は、私達二人だけだった。

