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息子の嫁
第20章 夕焼け空

「麗奈…。今日は、何処かに行かないか?」
「何処かに連れて行ってくれるの?」
「たまには外の空気も吸わなきゃな…。どうだい?」
「嬉しい!!」
「そうか、じゃあ麗奈は何処か行きたい所はあるかい?」
「駿となら何処でもいい…。」
「じゃあ、うまい寿司でも食べに行くか?」
「うん…。じゃあ起きて仕度をしなきゃ……。」
「そうだな…。」
彼女をシャワーに誘い私達は、ベッドから下りお風呂場に向かった。
智輝の、捜索依頼をした探偵から電話が来たのは互いの背中を洗い終え、リビングのソファーに座り寛いでいた時だった。
私のスマホの着信音が鳴った。
電話の相手は探偵だった。
彼は今、智輝の部屋に居ると言い、私に話したいかと聞いたが私は、それを断った。
「分かりました…。」と彼が言い離婚届けを書くのには幾つかの条件があると私に言った。
「条件とは、どんな事ですか?」
もう探さない事と今、息子さんが住んでいる住所とかを私に、教えない事が条件だと彼が言った。
「分かりました。それで息子は離婚届けを書いてくれるんでしょうか?」
「書いて郵便で送るそうです。」
「分かりましたご苦労様でした。」
「じゃあ、この件の依頼は終了と言う事でよろしいですね?」
私は、離婚届けさえ送ってもらえればと言い、彼に礼を言い電話を切った。
彼女が、心配そうに私の電話に耳を傾けてたが電話が終わった頃には、声を押し殺し泣いてた。
「麗奈…。聞いてただろう?これで麗奈は自由になれるよ。良かったな麗奈…。」
「うん…。私――駿と結婚出来るのね?」
「何処かに連れて行ってくれるの?」
「たまには外の空気も吸わなきゃな…。どうだい?」
「嬉しい!!」
「そうか、じゃあ麗奈は何処か行きたい所はあるかい?」
「駿となら何処でもいい…。」
「じゃあ、うまい寿司でも食べに行くか?」
「うん…。じゃあ起きて仕度をしなきゃ……。」
「そうだな…。」
彼女をシャワーに誘い私達は、ベッドから下りお風呂場に向かった。
智輝の、捜索依頼をした探偵から電話が来たのは互いの背中を洗い終え、リビングのソファーに座り寛いでいた時だった。
私のスマホの着信音が鳴った。
電話の相手は探偵だった。
彼は今、智輝の部屋に居ると言い、私に話したいかと聞いたが私は、それを断った。
「分かりました…。」と彼が言い離婚届けを書くのには幾つかの条件があると私に言った。
「条件とは、どんな事ですか?」
もう探さない事と今、息子さんが住んでいる住所とかを私に、教えない事が条件だと彼が言った。
「分かりました。それで息子は離婚届けを書いてくれるんでしょうか?」
「書いて郵便で送るそうです。」
「分かりましたご苦労様でした。」
「じゃあ、この件の依頼は終了と言う事でよろしいですね?」
私は、離婚届けさえ送ってもらえればと言い、彼に礼を言い電話を切った。
彼女が、心配そうに私の電話に耳を傾けてたが電話が終わった頃には、声を押し殺し泣いてた。
「麗奈…。聞いてただろう?これで麗奈は自由になれるよ。良かったな麗奈…。」
「うん…。私――駿と結婚出来るのね?」

