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息子の嫁
第19章 天然と上付き

「そうかなあ――私は、そんな麗奈が嫌いじゃないけどなあ……。」
「だって私、食事中に眠ってしまう程に酔って駿に――――」
「誰かのためにって、あの時は私を癒して上げようと想い一生懸命、麗奈は練習してたんだろう?」
「でも私――――」
「直す事なんかないよ……。それが麗奈の良いところだろう?私は、そんな麗奈の優しいところが好きだなあ……。」
「本当?」
「ああ…。今まで麗奈に私が、一度でも嘘をついた事があったかい?」
「駿…。ありがとう……。」
「ちょっとキザだったかな?」
「ううん…。ちょっともキザじゃないよ駿は……。」
「そうかい?」
「うん…。」
彼女が笑った。
こうして彼女が笑顔を見せたのは数日ぶりだった。
酔ってしまった時の事が強く残り過ぎていたように彼女は、まるで笑う事を忘れてしまったようだった。
「駿…。」
「なんだい?」
「私――愛の交歓がしたい…。」
「麗奈…。今夜は、愛の交歓しような?」
「うん…。明日は休みでしょう?今夜は私、駿とゆっくりしたい……。」
「わかった…。じゃあベッドに行こうか?」
「うん…。」
彼女と、ベッドで私達が愛し合うのも久しぶりな気がした。
「駿…。抱っこして……。」
彼女が言った。
「酔ったのかい?」
「酔ってないけど駿に、抱っこして欲しいの……。」
浴衣姿の彼女を、両腕で抱き抱え部屋に入り、静かに下ろしベッドに寝かせた。
「だって私、食事中に眠ってしまう程に酔って駿に――――」
「誰かのためにって、あの時は私を癒して上げようと想い一生懸命、麗奈は練習してたんだろう?」
「でも私――――」
「直す事なんかないよ……。それが麗奈の良いところだろう?私は、そんな麗奈の優しいところが好きだなあ……。」
「本当?」
「ああ…。今まで麗奈に私が、一度でも嘘をついた事があったかい?」
「駿…。ありがとう……。」
「ちょっとキザだったかな?」
「ううん…。ちょっともキザじゃないよ駿は……。」
「そうかい?」
「うん…。」
彼女が笑った。
こうして彼女が笑顔を見せたのは数日ぶりだった。
酔ってしまった時の事が強く残り過ぎていたように彼女は、まるで笑う事を忘れてしまったようだった。
「駿…。」
「なんだい?」
「私――愛の交歓がしたい…。」
「麗奈…。今夜は、愛の交歓しような?」
「うん…。明日は休みでしょう?今夜は私、駿とゆっくりしたい……。」
「わかった…。じゃあベッドに行こうか?」
「うん…。」
彼女と、ベッドで私達が愛し合うのも久しぶりな気がした。
「駿…。抱っこして……。」
彼女が言った。
「酔ったのかい?」
「酔ってないけど駿に、抱っこして欲しいの……。」
浴衣姿の彼女を、両腕で抱き抱え部屋に入り、静かに下ろしベッドに寝かせた。

