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息子の嫁
第2章 第二章

こうして土曜日に行く場所が決まった。
「お義父さん…。塩辛って好きですか?」
彼女は、それも叔母さんから教わったと教え私が、大好物だと言うと喜び明日、作ってくれると約束した。
「じゃあ明日の晩酌は塩辛で呑めるな?」
「うん。」と返事を返した後
「私、お風呂に入って来るけど、お義父さん――持っててくれる?」と私に訊いた。
「待ってるからゆっくり入って来なさい。」
「うん。」そう返事をし彼女が部屋から出て行った。
夕べ、お風呂の上がりの彼女は、パジャマの下に下着を身に付けてなかったが今夜は、等と考えながら残りの酒と彼女が作った叔母さん自伝のホヤをつまみにチビリ、チビリと呑んでた。
「うまい!」声を出してホヤを食べた感想を口にした。
そうして食べてると震災後の、あの悲惨な光景が思い起こされ想わず涙ぐみ、お風呂から上がり彼女が部屋に戻ったのは、そんな時だった。
夕べのように「お義父さん綺麗に洗ったよ」そう云った後、涙ぐんでた私に気ずいたようにソファーに腰掛け私に訊いた。
「お義父さん――どうしたの?」
「美味しい、ホヤを食べてたら大震災の後に見た悲惨な光景が浮かんで……。」
そう私が話すと、両腕で私を包むように抱き暫く、じっとして動かなかった。
「お義父さんが思い出したのは私が、叔母ちゃんの事を話したからでしょう?ごめんね。
嫌なことを思い出させてしまって。話したい事があったら私、何でも訊いて上げるから言って。」
「お義父さん…。塩辛って好きですか?」
彼女は、それも叔母さんから教わったと教え私が、大好物だと言うと喜び明日、作ってくれると約束した。
「じゃあ明日の晩酌は塩辛で呑めるな?」
「うん。」と返事を返した後
「私、お風呂に入って来るけど、お義父さん――持っててくれる?」と私に訊いた。
「待ってるからゆっくり入って来なさい。」
「うん。」そう返事をし彼女が部屋から出て行った。
夕べ、お風呂の上がりの彼女は、パジャマの下に下着を身に付けてなかったが今夜は、等と考えながら残りの酒と彼女が作った叔母さん自伝のホヤをつまみにチビリ、チビリと呑んでた。
「うまい!」声を出してホヤを食べた感想を口にした。
そうして食べてると震災後の、あの悲惨な光景が思い起こされ想わず涙ぐみ、お風呂から上がり彼女が部屋に戻ったのは、そんな時だった。
夕べのように「お義父さん綺麗に洗ったよ」そう云った後、涙ぐんでた私に気ずいたようにソファーに腰掛け私に訊いた。
「お義父さん――どうしたの?」
「美味しい、ホヤを食べてたら大震災の後に見た悲惨な光景が浮かんで……。」
そう私が話すと、両腕で私を包むように抱き暫く、じっとして動かなかった。
「お義父さんが思い出したのは私が、叔母ちゃんの事を話したからでしょう?ごめんね。
嫌なことを思い出させてしまって。話したい事があったら私、何でも訊いて上げるから言って。」

