この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
息子の嫁
第14章 婚約指輪
焼き肉店に着き、店内に入ると既に数組のお客がいて、食べたり飲んだりと、ガヤガヤ話し声が聞こえ店内が、少しうるさく感じる程だった。

店員にテーブルに案内されテーブルをはさみ私達は、向かい合うように椅子に座った。

彼女が、思いがけない事を私に言ったのは注文が終わり店員が私達の、テーブルから去った後だった。


「お義父さん」

「なんだい?」

「私――今夜は家に帰りたくないの…。どこかに泊まっていかない?」


身をのりだし私にしか聞こえない程の、小さな声で彼女が言った。

彼女は、実家で私が想像してた以上に、嫌な想いをしたであろう事は彼女が、帰って来た時の態度で私にも何となくわかってた。


「わかった…。じゃあそうしよう……。」

「ありがとう…。」

「生ビールは飲まないのかい?」

「だって私だけだから――」

「飲んでいいから麗奈、大ジョッキで飲んでみるかい?」

「お義父さんは?」


私は小を、彼女には大ジョッキの生ビールをと私が注文した。


「お義父さん…。私も、スマホの電源を切るからお義父さんも切って?」


彼女は、位置情報を知られるのを警戒し私に、そう言い私もスマホの電源を切った。

位置情報が知られるかもとは、そんな事を今まで私は考えた事もなかったが、確かに彼女の言う通りだった。


「切ったから…。大丈夫だから、いっぱい食べるんだぞ?」

「うん…。」

彼女が、にこっと微笑んだ。
/416ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ