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息子の嫁
第14章 婚約指輪

「そうだよ…。口約束だけじゃなく私の、気持ちを麗奈に伝えたくて――でも私達は、喪服だからどうしたものかと考えていたんだよ……。」
「いいじゃない…。喪服でも早く行きましょう?」
「じゃあ私が、話しをつくろうから麗奈は、何も言わなくていいから……。」
「わかった…。」
店員とは私が、話しをする事にしスーパーの駐車場を出て車を走らせ大型ショピングセンターには、それから約5分程で着いた。
「着いたよ…。さあ行こう……。」
「うん…。」
彼女が私に微笑んだ。
宝石店は五階建ての三階にあった。
エレベーターに乗り、三階でおりると私達は宝石店をめざした。
大きな売り場の一角に、その店はあった。
店内に入り、ガラスケースを覗き込むように私達は宝石を見ていた。
そんな私達に店員が歩み寄った。
「今日は、どういった物をお探しですか?」
今日は、婚約指輪を買いに来たんだが、アドバイスをお願い出来ますか?」
「婚約指輪はダイヤですか、それとも誕生石ですか?」
「私は、誕生石が良いかと想うんですが……。」
「こちらのお嬢様は、何月生まれですか?」
「5月です…。」
「お義父さん…。私の誕生日を覚えてたの?」
彼女が言った。
私は、店員も居たので息子から教えてもらったんだよと、つくろい彼女に言った。
「5月生まれですね?では誕生石は、エメラルドになります…。」
「麗奈さん、エメラルドなんだそうだけど、どうしますか?ダイヤでもいいんだよ…。」
「私、エメラルドがいい!!」
「いいじゃない…。喪服でも早く行きましょう?」
「じゃあ私が、話しをつくろうから麗奈は、何も言わなくていいから……。」
「わかった…。」
店員とは私が、話しをする事にしスーパーの駐車場を出て車を走らせ大型ショピングセンターには、それから約5分程で着いた。
「着いたよ…。さあ行こう……。」
「うん…。」
彼女が私に微笑んだ。
宝石店は五階建ての三階にあった。
エレベーターに乗り、三階でおりると私達は宝石店をめざした。
大きな売り場の一角に、その店はあった。
店内に入り、ガラスケースを覗き込むように私達は宝石を見ていた。
そんな私達に店員が歩み寄った。
「今日は、どういった物をお探しですか?」
今日は、婚約指輪を買いに来たんだが、アドバイスをお願い出来ますか?」
「婚約指輪はダイヤですか、それとも誕生石ですか?」
「私は、誕生石が良いかと想うんですが……。」
「こちらのお嬢様は、何月生まれですか?」
「5月です…。」
「お義父さん…。私の誕生日を覚えてたの?」
彼女が言った。
私は、店員も居たので息子から教えてもらったんだよと、つくろい彼女に言った。
「5月生まれですね?では誕生石は、エメラルドになります…。」
「麗奈さん、エメラルドなんだそうだけど、どうしますか?ダイヤでもいいんだよ…。」
「私、エメラルドがいい!!」

