この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
息子の嫁
第13章 障害

息子がまともなら彼女とは、こうはなっていなかったが私は、ここではなく別の土地で彼女と一緒に暮らす事を夢見ていた。
それは彼女が、見た夢が切っ掛けだったが残りの人生を私は、彼女と一緒に暮らしたいと願ってた。
私の心の、どこかに彼女の見た夢に自分を、託したいという想いが日に日に強くなっていたからだった。
だが、目の前には大きな障害が立ち塞がっていた。
その一つが彼女の、母親であり彼女の兄だった。
明日、彼女は実家に行くが、息子も居ないこの家に彼女を帰す意味を彼女の、母親なり彼女の兄に見いだせる筈もなかった。
今の私には、彼女の居ない人生は考えられなかった。
それほどに、私は彼女を愛してた。
色々と考えを巡らせてはいたが、何時までもお風呂に入ってる訳にはいかなかった。
遅くなれば、彼女が心配するだろう。そう想いお風呂から上がった。
腰に、バスタオルを巻き付け台所に行くと彼女がホヤを造っていた。
「あらっ…。もう上がったの?お義父さん…。今夜は美味しい、ホヤがあるから燗酒の方がいいわよね?」
「そうだな…。お願いするかな……。麗奈は生ビールかい?」
「うん…。」
じゃあ晩酌の、用意が出来たら言って生ビールを作って上げるからね?」
「うん…。」
その後、私はリビングに移った。
それから少し遅れ、両手でお盆を持った彼女がリビングに入って来た。
「お待たせ……。」
そう言い、お酒と小鉢にホヤの入ったお盆をテーブルに置いた。
それは彼女が、見た夢が切っ掛けだったが残りの人生を私は、彼女と一緒に暮らしたいと願ってた。
私の心の、どこかに彼女の見た夢に自分を、託したいという想いが日に日に強くなっていたからだった。
だが、目の前には大きな障害が立ち塞がっていた。
その一つが彼女の、母親であり彼女の兄だった。
明日、彼女は実家に行くが、息子も居ないこの家に彼女を帰す意味を彼女の、母親なり彼女の兄に見いだせる筈もなかった。
今の私には、彼女の居ない人生は考えられなかった。
それほどに、私は彼女を愛してた。
色々と考えを巡らせてはいたが、何時までもお風呂に入ってる訳にはいかなかった。
遅くなれば、彼女が心配するだろう。そう想いお風呂から上がった。
腰に、バスタオルを巻き付け台所に行くと彼女がホヤを造っていた。
「あらっ…。もう上がったの?お義父さん…。今夜は美味しい、ホヤがあるから燗酒の方がいいわよね?」
「そうだな…。お願いするかな……。麗奈は生ビールかい?」
「うん…。」
じゃあ晩酌の、用意が出来たら言って生ビールを作って上げるからね?」
「うん…。」
その後、私はリビングに移った。
それから少し遅れ、両手でお盆を持った彼女がリビングに入って来た。
「お待たせ……。」
そう言い、お酒と小鉢にホヤの入ったお盆をテーブルに置いた。

