この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
息子の嫁
第12章 世間の目

あらかじめ、ビールジョッキは冷蔵庫に入れ冷やしてあった。
「冷たい!!」
「だろう…。」
大学生時代、居酒屋でバイトをしてた時、アンバサダーの資格を取ったので生ビールを作るのには自信があり、知らず知らずの内にドヤ顔になっていたようだった。
「まあ――お義父さんって、生ビールの時は、何時もドヤ顔になるのね?」
彼女が笑った。
「そうか?」
「そうよ今だって――。」
そう言いまた笑った。
「麗奈の笑顔って、とっても素敵だね?」
「お父さんに私――あげるものないんだけど何が欲しいの?」
今度は私が笑った。
「そうだな――。」
わざと私は考えるふりをした。
「何かして欲しいことがあるの?」
そう真顔で聞く彼女を見て私は、ぷっと思わず吹いてしまった。
「あっ!お義父さん…。私をからかったのね?」
「ごめん…。だって麗奈が、真顔で聞くからつい……。」
「お父さん生ビールお代わり…。」
「怒ったのかい?」
今度は彼女がプッと吹き出した。
「これでオアイコね?」
「麗奈…。もう、勘弁してくれよ本当に怒ったのかと思ったよ……。」
「生ビール美味しいね?」
「麗奈…。ビールをのみ終えたら何がしたい?」
「飲み終えた後は、食事の後片付けとかお洗濯とか色々あるから……。」
「冷たい!!」
「だろう…。」
大学生時代、居酒屋でバイトをしてた時、アンバサダーの資格を取ったので生ビールを作るのには自信があり、知らず知らずの内にドヤ顔になっていたようだった。
「まあ――お義父さんって、生ビールの時は、何時もドヤ顔になるのね?」
彼女が笑った。
「そうか?」
「そうよ今だって――。」
そう言いまた笑った。
「麗奈の笑顔って、とっても素敵だね?」
「お父さんに私――あげるものないんだけど何が欲しいの?」
今度は私が笑った。
「そうだな――。」
わざと私は考えるふりをした。
「何かして欲しいことがあるの?」
そう真顔で聞く彼女を見て私は、ぷっと思わず吹いてしまった。
「あっ!お義父さん…。私をからかったのね?」
「ごめん…。だって麗奈が、真顔で聞くからつい……。」
「お父さん生ビールお代わり…。」
「怒ったのかい?」
今度は彼女がプッと吹き出した。
「これでオアイコね?」
「麗奈…。もう、勘弁してくれよ本当に怒ったのかと思ったよ……。」
「生ビール美味しいね?」
「麗奈…。ビールをのみ終えたら何がしたい?」
「飲み終えた後は、食事の後片付けとかお洗濯とか色々あるから……。」

