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息子の嫁
第12章 世間の目
あらかじめ、ビールジョッキは冷蔵庫に入れ冷やしてあった。

「冷たい!!」

「だろう…。」

大学生時代、居酒屋でバイトをしてた時、アンバサダーの資格を取ったので生ビールを作るのには自信があり、知らず知らずの内にドヤ顔になっていたようだった。

「まあ――お義父さんって、生ビールの時は、何時もドヤ顔になるのね?」


彼女が笑った。


「そうか?」

「そうよ今だって――。」

そう言いまた笑った。


「麗奈の笑顔って、とっても素敵だね?」

「お父さんに私――あげるものないんだけど何が欲しいの?」


今度は私が笑った。


「そうだな――。」


わざと私は考えるふりをした。


「何かして欲しいことがあるの?」

そう真顔で聞く彼女を見て私は、ぷっと思わず吹いてしまった。


「あっ!お義父さん…。私をからかったのね?」

「ごめん…。だって麗奈が、真顔で聞くからつい……。」

「お父さん生ビールお代わり…。」

「怒ったのかい?」


今度は彼女がプッと吹き出した。


「これでオアイコね?」

「麗奈…。もう、勘弁してくれよ本当に怒ったのかと思ったよ……。」

「生ビール美味しいね?」

「麗奈…。ビールをのみ終えたら何がしたい?」

「飲み終えた後は、食事の後片付けとかお洗濯とか色々あるから……。」
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