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息子の嫁
第12章 世間の目

私が、起きれば彼女をも起こしてしまう。そう想うと私だけ起き上がることも出来なかった。
時間のせいやくも今の、私にはなかった。
本来なら職場の課長と書かれた、プレートのデスクに座り仕事をしている時間帯だったが今は、彼女を起こさないよう気を遣い、私もベッドに寝てた。
それが今の、私が彼女にして上げる役目にも想えたし彼女に、そうして上げられてることが嬉しかった。
彼女と、契りを交わしてはいたが私達が、結婚するには、まだまだ障害が多かった。
その、一つが彼女と息子、智輝との離婚だったが離婚届に書名捺印をしなくてはならない息子は、他所の女とかけおちをし、この町にはいなかった。
その事が私達の、大きな障害でもあったし私は、法律的な事に詳しくはなかった。
家庭裁判所に、離婚を申請するのには弁護士に相談するしか方法が思い付かなかった。
「お義父さん」
「なんだい…。起きたのかい?」
「私、お義父さんと、こうなれて良かった…。」
「そうか…。私も、そう想ってるよ……。」
彼女が「お腹空いた…。起きようか?」と私に聞いた。
「だから私が、言ったのに眠ってしまうから、夕べは眠れてなかったんだろう?」
「うん…。だって私、お義父さんのを抜きたくなかったから――。」
「やっぱり、そうだったのか…。」
「お義父さんは眠れたの?」
「私も、出来るだけ麗奈の中に収めていたいって想ってたから眠れなかったよ…。」
「やっぱり…。」
時間のせいやくも今の、私にはなかった。
本来なら職場の課長と書かれた、プレートのデスクに座り仕事をしている時間帯だったが今は、彼女を起こさないよう気を遣い、私もベッドに寝てた。
それが今の、私が彼女にして上げる役目にも想えたし彼女に、そうして上げられてることが嬉しかった。
彼女と、契りを交わしてはいたが私達が、結婚するには、まだまだ障害が多かった。
その、一つが彼女と息子、智輝との離婚だったが離婚届に書名捺印をしなくてはならない息子は、他所の女とかけおちをし、この町にはいなかった。
その事が私達の、大きな障害でもあったし私は、法律的な事に詳しくはなかった。
家庭裁判所に、離婚を申請するのには弁護士に相談するしか方法が思い付かなかった。
「お義父さん」
「なんだい…。起きたのかい?」
「私、お義父さんと、こうなれて良かった…。」
「そうか…。私も、そう想ってるよ……。」
彼女が「お腹空いた…。起きようか?」と私に聞いた。
「だから私が、言ったのに眠ってしまうから、夕べは眠れてなかったんだろう?」
「うん…。だって私、お義父さんのを抜きたくなかったから――。」
「やっぱり、そうだったのか…。」
「お義父さんは眠れたの?」
「私も、出来るだけ麗奈の中に収めていたいって想ってたから眠れなかったよ…。」
「やっぱり…。」

