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息子の嫁
第10章 サプライズ

部屋を出て戻り、冷蔵庫で冷やしてあった、栄養ドリンクを彼女に手渡すと彼女が、それを飲んだ。
「これ、点滴と同じ成分が入ってるから身体に元気が付くから…。」
「これ高い栄養ドリンクでしょう?」
「値段じゃないだろう?」
「ありがとう…。」
ドリンクを飲み終えた彼女が私の首を抱いた。
「サプライズの用意は出来てるから、もう少し寝ような?」
「えっ!私、まだ寝てなきゃダメ?」
「栄養ドリンクを飲んだから、まだ寝てなきゃダメだよ…。」
「ありがとう…。」
彼女が唇を重ねた。
今の彼女には、それが精一杯の気持ちなのだろうと想い私も、彼女の唇を静かに吸った。
「もう少し寝ような?」
「うん…。」
彼女を寝かせ彼女が眠る姿を私は見てた。
私は、彼女を幸せにして上げたいと、その事を考えながら彼女を見ていた。
何時しか、彼女との将来を考えてると嫌な事を考えずにすみ、気持ちが落ち着き、安らぐことが出来ている自分に気付いた。
「麗奈」
彼女の名前を呼んだが、それは彼女にも聞こえない程の小さな声だった。
「お義父さん…。呼んだ?」
「ごめん…。麗奈さんには聞こえたのかい?」
「うん…。微かな小さい声だったけど何かあったの?」
「なんでもないんだ…。夕食は何にしようか、もうお粥はあきただろう?」
「これ、点滴と同じ成分が入ってるから身体に元気が付くから…。」
「これ高い栄養ドリンクでしょう?」
「値段じゃないだろう?」
「ありがとう…。」
ドリンクを飲み終えた彼女が私の首を抱いた。
「サプライズの用意は出来てるから、もう少し寝ような?」
「えっ!私、まだ寝てなきゃダメ?」
「栄養ドリンクを飲んだから、まだ寝てなきゃダメだよ…。」
「ありがとう…。」
彼女が唇を重ねた。
今の彼女には、それが精一杯の気持ちなのだろうと想い私も、彼女の唇を静かに吸った。
「もう少し寝ような?」
「うん…。」
彼女を寝かせ彼女が眠る姿を私は見てた。
私は、彼女を幸せにして上げたいと、その事を考えながら彼女を見ていた。
何時しか、彼女との将来を考えてると嫌な事を考えずにすみ、気持ちが落ち着き、安らぐことが出来ている自分に気付いた。
「麗奈」
彼女の名前を呼んだが、それは彼女にも聞こえない程の小さな声だった。
「お義父さん…。呼んだ?」
「ごめん…。麗奈さんには聞こえたのかい?」
「うん…。微かな小さい声だったけど何かあったの?」
「なんでもないんだ…。夕食は何にしようか、もうお粥はあきただろう?」

