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息子の嫁
第9章 有給休暇

彼女が弱々しい今の状態を私に謝った。
「ばかだなあ私に謝ることないから気にしなくていいから、ゆっくり身体を温めような?」
「うん。お義父さん」
「なんだい?」
「お風呂って、こんなに気持ち良いものだったんだね?」
「そうか。さっぱりしたら、また少し寝ような?」
「私――お風呂から上がったら寝なくちゃダメ?」
「ダメ。おとなしく寝てくれたら夜には、きっとご褒美が貰えるかもよ……。」
「ご褒美って何だろう?ねえお義父さん。ご褒美ってなあに?」
彼女が幼い子供のように訊いた。
「それは夜のお楽しみだから教えられないよ。」
「そうなの。お父さんって以外と意地悪なところがあるのね?」
「麗奈だって見た夢のことを教えてくれないから、おあいこだろう?」
「でも私の見た夢は――。」
「そんなに不思議な夢を見たのかい?」
「うん。でもまだ話せないの……。」
「分かったよ。話せるようになったら私にも教えてくれるかい?」
「うん。」
この先、彼女の見た夢が、私の人生を大きく変える事になろうとは、この時の私に分かろう筈もなかった。
身体も温かまり手をかし彼女を、お風呂から上げたが彼女の身体は、まだ独りで歩ける程には回復してはいなかった。
「ばかだなあ私に謝ることないから気にしなくていいから、ゆっくり身体を温めような?」
「うん。お義父さん」
「なんだい?」
「お風呂って、こんなに気持ち良いものだったんだね?」
「そうか。さっぱりしたら、また少し寝ような?」
「私――お風呂から上がったら寝なくちゃダメ?」
「ダメ。おとなしく寝てくれたら夜には、きっとご褒美が貰えるかもよ……。」
「ご褒美って何だろう?ねえお義父さん。ご褒美ってなあに?」
彼女が幼い子供のように訊いた。
「それは夜のお楽しみだから教えられないよ。」
「そうなの。お父さんって以外と意地悪なところがあるのね?」
「麗奈だって見た夢のことを教えてくれないから、おあいこだろう?」
「でも私の見た夢は――。」
「そんなに不思議な夢を見たのかい?」
「うん。でもまだ話せないの……。」
「分かったよ。話せるようになったら私にも教えてくれるかい?」
「うん。」
この先、彼女の見た夢が、私の人生を大きく変える事になろうとは、この時の私に分かろう筈もなかった。
身体も温かまり手をかし彼女を、お風呂から上げたが彼女の身体は、まだ独りで歩ける程には回復してはいなかった。

