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息子の嫁
第9章 有給休暇

「ふわふわして柔らかい……。」
「だろう。家の乾燥機では、こうはならないから、どうかなって思いコインランドリーで干して来たんだ。」
「そう…。とっても、ふわふわで気持ちいい!!ありがとうお父さん……。」
「礼は要らないけど、どうだい身体の方は?」
「私、だいぶ良くなってる気がする。」
「そうか。良かった午後には少し起きて歩いてみるかい?」
「うん。」
それから午後になり彼女の、容態にも少しずつ変化があらわれ始めた。と、言うよりも何かが彼女に力を与えてるように想えた。
それは私の力ではなかった。
「お義父さん」
「なんだい?」
化粧台の、椅子に座ってた椅子から立ち上がり私は、ベットの縁に腰を下ろした。
「私――寝てなんかいられない起きなきゃ…。」
「どうした、また夢を見てたのかい?家の事なら、心配しなくていいから無理をして起きなくても良いから寝てなさい。」
急に体を起こし、訳の分からない事を言う彼女をなだめ落ち着かせるように私は彼女に言ったが
「違うの私――子供達のために、もっと強くならなきゃ…。」
「子供達って?」
「お義父さん、手をかして…。」
「起きるのかい?」
「うん。寝てなんかいられないの私……。」
懸命に彼女は起き上がろうとしていた。
「麗柰。急にいったい、どうしたんだい?」
「だろう。家の乾燥機では、こうはならないから、どうかなって思いコインランドリーで干して来たんだ。」
「そう…。とっても、ふわふわで気持ちいい!!ありがとうお父さん……。」
「礼は要らないけど、どうだい身体の方は?」
「私、だいぶ良くなってる気がする。」
「そうか。良かった午後には少し起きて歩いてみるかい?」
「うん。」
それから午後になり彼女の、容態にも少しずつ変化があらわれ始めた。と、言うよりも何かが彼女に力を与えてるように想えた。
それは私の力ではなかった。
「お義父さん」
「なんだい?」
化粧台の、椅子に座ってた椅子から立ち上がり私は、ベットの縁に腰を下ろした。
「私――寝てなんかいられない起きなきゃ…。」
「どうした、また夢を見てたのかい?家の事なら、心配しなくていいから無理をして起きなくても良いから寝てなさい。」
急に体を起こし、訳の分からない事を言う彼女をなだめ落ち着かせるように私は彼女に言ったが
「違うの私――子供達のために、もっと強くならなきゃ…。」
「子供達って?」
「お義父さん、手をかして…。」
「起きるのかい?」
「うん。寝てなんかいられないの私……。」
懸命に彼女は起き上がろうとしていた。
「麗柰。急にいったい、どうしたんだい?」

