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彼女が突然おっパブで働きたいと言い出した!
第42章 漫才大会予選1回戦合格を目指す
「ネタが見やすかったな~。結構今迄に舞台立ってたんだっけ?」

「は、はい。高校時代に月に3本ぐらいライブ出たりしてました。」と片岡君。

「そうか~。そのわりには、新鮮味があったな。ショートコントが結構ベタだったけど、誰もやってないようなネタだったし。お前等今度のライブ新人コーナー出て良いから。」
さらっと部長は彼らにライブOKを伝える。

「あ、ありがとうございます。」と二人が頭を下げる。

「ただ、ショートコントばかりやってると、漫才とかコントとか1本ネタを作る力が育ちにくくなるから、ショートコント以外も作っていった方がいいな。」

「は、はい。」とまた頭を二人が下げる。

「普通のショートコントばかりやるより、キャラクターとか特技を織り交ぜたショートコントやった方が、注目が集まる可能性もあるから、まあよく考えて自分たちの方向性を決めたほうが良いよ。」と副部長もアドバイスする。

俺達、塚本菊池とポンポンポンの経験の差を嫌というほど感じた瞬間だった。

やっぱり俺にお笑いなんて無理なのか・・・。

でも1度くらい俺のボケで爆笑が取りたい・・・。

陽子は黙って後ろから俺を抱きしめてくる。
俺は座っている状態で、彼女は立っているので胸が頭に当たっている。

「あんた今、もうダメだ。みたいなこと思ってたでしょ?」

「え!?そ、そんなこと・・・。」

「諦めるとかよりも何もまだ何も始まってないんだからね。」

「そ、そうだな・・・・。ありがとうな。」
彼女は俺の思ってることがなぜこんなにも分かるのか・・・
俺は彼女の手をぎゅっと握った。

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