この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
哀色夜伽草紙
第7章 幻と現実

押さえられた所で、リップ音を立てながら羽田くんが私の唇にキスを落としてきた。
抑えられた手を何とか押し返そうとするが、やはり力が入らず、顔を背けるのがやっとだった。
しかもそれはすぐに顎を捕らえられ、真っ直ぐに瞳に向かうことになった。
「や、やめて」
「やめないよ、貴女が悪いんだ……ここへ来たんだから」
何とか逃れようと身体をよじると、その身体を抱きかかえられ、そのままベッドの上に仰向けに上から押さえつけられた。
「きゃあっ」
手を頭の上で拘束されたまま、彼が器用に片手でシャツのボタンプチンプチンと弾いていくと、中から下着の胸が飛び出してしまう。
「へぇ…やっぱりイイ身体してる…着てても貴女はそそるから…」
上から舐めるように眺めながら羽田くんがそう言う。その色のついた声にどきりとする。
「あっ……」
しかも、そのまま下着の上から胸を揉みしだかれ……不覚にも感じてしまった。
「素直になったら?……ちゃんと気持ちよくしてやるよ」
「や、めて……」
経験なんて私は豊富じゃない。
壱くんにしか触らせたことがない身体だ。違う触り方に身体が堅くなる。
それなのに、一方でははしたなくも疼いているのも分かっていた。
強引な始まり方、愛なんてこれっぽっちもない筈だ。
なのになぜだろう…
「琴莉、ちゃんとオレを見て……」
この人の愛撫は優しい。
「ん…ぁ…」
そのまま手首をネクタイで縛り上げられると、シャツも下着も外されて上半身が露わになった。
「綺麗だ、琴莉……」
何度か胸を揉みしだいたあと、上を向いた赤い飾りを食むように咥えられれば
無理矢理の行為に抵抗しているのに、明らかに身体が感じていて甘い声が口から零れた。
「んぁ……やぁ…」
(なんてことなの……私……)
胸からお腹を舐められ、手は太腿を這い回りスカートを押し上げた指が下着をずらしながら指を差し込んできて、身体が大きく跳ねた。
抑えられた手を何とか押し返そうとするが、やはり力が入らず、顔を背けるのがやっとだった。
しかもそれはすぐに顎を捕らえられ、真っ直ぐに瞳に向かうことになった。
「や、やめて」
「やめないよ、貴女が悪いんだ……ここへ来たんだから」
何とか逃れようと身体をよじると、その身体を抱きかかえられ、そのままベッドの上に仰向けに上から押さえつけられた。
「きゃあっ」
手を頭の上で拘束されたまま、彼が器用に片手でシャツのボタンプチンプチンと弾いていくと、中から下着の胸が飛び出してしまう。
「へぇ…やっぱりイイ身体してる…着てても貴女はそそるから…」
上から舐めるように眺めながら羽田くんがそう言う。その色のついた声にどきりとする。
「あっ……」
しかも、そのまま下着の上から胸を揉みしだかれ……不覚にも感じてしまった。
「素直になったら?……ちゃんと気持ちよくしてやるよ」
「や、めて……」
経験なんて私は豊富じゃない。
壱くんにしか触らせたことがない身体だ。違う触り方に身体が堅くなる。
それなのに、一方でははしたなくも疼いているのも分かっていた。
強引な始まり方、愛なんてこれっぽっちもない筈だ。
なのになぜだろう…
「琴莉、ちゃんとオレを見て……」
この人の愛撫は優しい。
「ん…ぁ…」
そのまま手首をネクタイで縛り上げられると、シャツも下着も外されて上半身が露わになった。
「綺麗だ、琴莉……」
何度か胸を揉みしだいたあと、上を向いた赤い飾りを食むように咥えられれば
無理矢理の行為に抵抗しているのに、明らかに身体が感じていて甘い声が口から零れた。
「んぁ……やぁ…」
(なんてことなの……私……)
胸からお腹を舐められ、手は太腿を這い回りスカートを押し上げた指が下着をずらしながら指を差し込んできて、身体が大きく跳ねた。

