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第5章 狂った時計

二人で震えながらたどり着いた薄暗い部屋に今日も二人の睦合う声が煙のように溶けていく。

「よく見せて？」

「や……」

抵抗しようとしても壱くんの腕が強く私の押さえて、脚を開いていく。

「ンフフ…いつ見ても綺麗だ……」

恥ずかしいから本当は嫌なのだけれど、彼はいつもこうして私のソコを抱く前に眺めるのだ。

「やだ、そんなとこ……やめて……」

そうして暫く、嫌がる私に構わず眺めたあと、形の良い唇でそっと触れる。

「んん…っ」

触れただけでも快感に指が伸びてしまうのに、温かな舌が芽をクリクリと回して刺激されれば、すぐに蜜があとからあとから溢れてくる。

「甘い。琴莉はどこも甘くて蕩けそうだ……」

壱くんがさらに芽を舐めあげながら、蜜壺に指を入れて溢れてくる蜜をかき混ぜる。


「んぁっ……」

響くぴしゃぴしゃという卑猥な音にも高まっていく。

そして彼も興奮していくのか、下半身が固くなっていて、私の脚にそれを触れてこすりつけてくるのが分かった。

綺麗に切り揃えられた爪で私を傷つけることなく擦り、知り尽くしたナカのイイ場所を攻める。

うねるそのナカを擦られるとビクンっと大きく身体が跳ね、ビリビリと痺れを起こす。

「相変わらず感じやすいね……」

「だ、誰のせいよ…んっ…ぁ……」

私が吐息混じりに抗議すれば、壱くんがクスクスと笑ってピチャピチャと音を立てて私の舐めながら指で弄って嬉しそうな声で答えた。


「ふふふ、オレのせい。だね……」

私は彼のパンツのジッパーを下げて中身を取り出して手で扱く。

「ぁ……希望通りのしかもヤラしい子になってる……」