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哀色夜伽草紙
第2章 大事なヒト

パタパタと慌ただしく出ていった金見さんを見送って扉に鍵をかけて戻ってくると、壱くんが座っているソファーに私を誘った。
「琴莉、おいで?」
「うん」
彼の隣にピッタリとくっついて座ると腰を引き寄せられて、二人の隙間はなくなる。
壱くんの温もりにトクンと胸が跳ねる。
何年も傍に居ても変わらない。壱くんにドキドキしてしまうのだ。
「お疲れ様、今日も悪い虫はついてないね?」
「ん…っ…ん…誰も私なんて見ないよ」
壱くんは後頭部を抱き寄せて、私の唇にキスをしながら首筋や耳の後ろや鎖骨を確認していく。
「琴莉はオレの大事な女(ヒト)だからね?他の男になんて触られてたまるか。一応井坂さんには監視させてるけどさ」
それってどうなの?過保護なのかなんなのか。
数日会わないのが続くとする、いつもの確認作業だ。
「壱くん以外に触らせたりなんてしない」
だから安心させたくて真っ直ぐに壱くんを見ると、壱くんは唇を右側だけ引き上げて笑った。
そして、そのまま骨ばった指が慣れた手つきで私の襟元を開く。
「あっ……」
「3日も我慢したんだ」
ブラウスのボタンを弾いて、下着の上から揉みしだかれると脚がモゾモゾと動いてしまう。
「んや……そ、それは壱くんが」
締切で会えなかったからだよ?
「そうだけど……ん…琴莉好きだ……」
ブルーグレーの瞳が私を誘う。だから私も貴方に抱きつく。
唇を重ねた二人はいつものように身体を動かして衣類を剥いでいき、そのまま素肌をなぞりながら……
イイ場所を横向きに寝転んで抱き合いながらお互いの口で愛撫し合う。
「んっ……んぁぁ」
「琴莉、おいで?」
「うん」
彼の隣にピッタリとくっついて座ると腰を引き寄せられて、二人の隙間はなくなる。
壱くんの温もりにトクンと胸が跳ねる。
何年も傍に居ても変わらない。壱くんにドキドキしてしまうのだ。
「お疲れ様、今日も悪い虫はついてないね?」
「ん…っ…ん…誰も私なんて見ないよ」
壱くんは後頭部を抱き寄せて、私の唇にキスをしながら首筋や耳の後ろや鎖骨を確認していく。
「琴莉はオレの大事な女(ヒト)だからね?他の男になんて触られてたまるか。一応井坂さんには監視させてるけどさ」
それってどうなの?過保護なのかなんなのか。
数日会わないのが続くとする、いつもの確認作業だ。
「壱くん以外に触らせたりなんてしない」
だから安心させたくて真っ直ぐに壱くんを見ると、壱くんは唇を右側だけ引き上げて笑った。
そして、そのまま骨ばった指が慣れた手つきで私の襟元を開く。
「あっ……」
「3日も我慢したんだ」
ブラウスのボタンを弾いて、下着の上から揉みしだかれると脚がモゾモゾと動いてしまう。
「んや……そ、それは壱くんが」
締切で会えなかったからだよ?
「そうだけど……ん…琴莉好きだ……」
ブルーグレーの瞳が私を誘う。だから私も貴方に抱きつく。
唇を重ねた二人はいつものように身体を動かして衣類を剥いでいき、そのまま素肌をなぞりながら……
イイ場所を横向きに寝転んで抱き合いながらお互いの口で愛撫し合う。
「んっ……んぁぁ」

